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明日へ渡す〜東京蚤の市〜
5月31日金曜日から6月2日日曜日に開催された東京蚤の市 '24SPRINGへ行って来た。メンバーは母と長男坊と私。
手回しオルガンやアコーディオンの素敵な音楽をBGMに世界のあちこち、日本各地から沢山のものが集まったあの空間が大好きだ。
行くには入念に準備を。
日焼け止めや水筒、レジャーシートはもちろんの事、毎回楽しみにしている企画がある。
『物々交換の本棚』
譲りたい本を中身が分からないようにラッピングをして、その本の題名は伏せて、メッセージを添えて会場にある本棚に置く。そして、本棚にある自分がピンときたメッセージが付いた本と交換してくる。
持っていく本を選ぶのも手にとって貰えるようにラッピングをするのも楽しい。
そして、メッセージに惹かれて手に取った本の包みを開けるのも魅力的だ。
今回は前回初めて本棚の存在を知り、楽しみにしていた母も参加。
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そして、交換してきた本にはこんなメッセージがあった。
あの夏、日本史上最悪の航空事故が起きた。
その時、警察、病院、医師、看護師、そして遺族…
彼、彼女らはどのように迷いどのように闘い、どのように怒りどのようになげき悲しんだのか。
凄絶かつ無残だが、人々の力強さに打ちひしがれるルポ
メッセージを読んだ時に「ああ、御巣鷹山の事だろうな」と感じた。もう、20年以上前の慰霊の日、御巣鷹山に虹が掛かったのを見たのを思い出し、この本にした。本の題名は『墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便』大切に読もうと思う。
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会場のマップにスタンプを押してくれるスタンプさんを探したり、大きなアリクイさんにあったりと迷路のような会場をのんびり歩く。
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ヴィンテージのブローチはカエル。躍動感ある足が可愛らしい。イギリスで作られてデッドストックになっていたものらしい。
タイトルに惹かれて買った本。なんと昭和40年代の出版。
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古いものが誰かの手から誰かへ。新しく作られたものも誰かのお家へ行き、明日がちょっぴり幸せになる東京蚤の市。
次回は11月1日から3日に開催予定。また、本を用意して行きます。
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