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ビッグベン・アナスタシスの紹介【令和のアーク・セラフィム】

皆さんはキングマスタースタートデッキ ハイドのディスペクターN・EXTは手に入れましたか?


今回のスタートデッキには,

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このように様々なサイバー種族が収録されました。

そのため,

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これらを使ったサイバーデッキが強化されることとなりました。


このように,王来篇には様々な旧種族が収録されていることから,昔の種族を使った種族デッキを組んでみても面白いと思います。


さて,今回は,

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アークセラフィムという種族に注目し,

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これらを使おうというコンセプトでデッキを組んでみました。


1 デッキレシピ

※2021年9月27日追記

画像に差し替えました。

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2 作成経緯及びデッキコンセプト

キングマスタースタートデッキ ハイドのディスペクターN・EXTで先行収録された

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歪悪接続 ヨー・バルディに注目しました。

このカードは,マナからディスタスを踏み倒すという登場時能力を持ちます。


そして,ヨー・バルディの能力で霊騎フィーク-2を踏み倒し,

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フィーク-2の登場時能力で母なる星域を唱えることで,

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マナの進化クリーチャーを踏み倒すことを考えました。

母なる星域のマナに戻す効果について,ヨー・バルディを選択すれば頭数を減らさずに,フィーク-2を選択すればシールドを減らさずに展開ができます。


展開先の選択肢としては・・・

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ミステリートーテム

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アークセラフィム

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自然のクリーチャー

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光のクリーチャー

このあたりが有力だろうと考えました。


以上のコンセプトのもと組んだのが以下のリストです。

ヨーバルディソルダリオス 2021_9_15 (3)

※イージスブーストは常氷接続オプティマス・ブリザードに読み替えてください。


基本コンセプトは,ヨー・バルディ+フィーク-2+母なる星域の組み合わせで進化を連鎖的に踏み倒すというものです。

上記組み合わせによりマナからモンキッドを踏み倒し,モンキッドの効果でマナからソルダリオスを踏み倒します。

そして,ソルダリオスのメテオバーンによりマナからパンサーベアを踏み倒します。

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以上の一連の流れにより,パンサーベアのアバレチェーンによりワールドブレイカーとなったソルダリオスともう1打点が揃います。


手札に揃える必要があるのはヨー・バルディと母なる星域だけで,残りは全てマナに置いておくだけなので,マナブーストを進めるだけでコンボパーツが自然に集まります。

ただし,コンボパーツ自体が多いことには変わりがないため,マナブーストを繰り返す必要があり,

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このカードを使い回したいと感じました。

しかしながら,デッキのメインパーツだけでは墓地のカードを回収する手段がなく,墓地回収のためのカードを採用するとデッキスペースが厳しいという問題がありました。


そこで,ヨー・バルディの代わりに

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グレイトフル・ベンを採用することにしました。

登場時能力による踏み倒しか,マナからの召喚かという違いはありますが,いずれもディスタスをマナから踏み倒す能力を持ちます。

ヨー・バルディと比較した場合,最低でも白黒緑の3色が必要となる点はデメリットとなり得ます。

しかしながら,①単体性能が高くコンボが成立しなかった場合でも押し切って勝つことができる,②ササゲールによって破壊したフィーク-2をマナに置くことができるのでササゲールを躊躇なく使うことができる,③マナからの召喚により母なる星域がなくても進化クリーチャーを展開可能といった利点が多いです。

さすが第2弾トップレアといったところでしょうか。


グレイトフル・ベンを採用したことから,基本的なコンセプトはそのままに,白黒緑の3色で組んでみました。


ちなみに

白黒緑のカラーとなったことでZERO×STRIKEが採用できるようになりました。このカードの採用により,ビッグバン・アナスタシスの着地が可能となりました(タイトルの回収)。

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着地のための基本的な流れは以下のとおりです。

初期条件:手札にグレイトフル・ベン1枚,ZERO×STRIKE1枚,母なる星域1枚(なお,救いたいが手札にあり,母なる星域がマナにある場合,母なる星域が手札になくても可。),場・マナ・手札・墓地にフィーク-2が合計3枚以上(うち1枚はマナにあること),マナにビッグバン・アナスタシス

①グレイトフル・ベンを召喚

②グレイトフル・ベンの能力でマナからフィーク-2を召喚,フィーク-2の登場時能力で手札からZERO×STRIKEを使用

③ZERO×STRIKEの効果でマナ・手札・墓地からフィーク-2を2体場に出す

④場に出したフィーク-2の登場時能力で母なる星域を唱え,グレイトフル・ベンをマナに戻し(EXライフにより場にとどまる),3体のフィーク-2を進化元としてマナからビッグバン・アナスタシスを場に出す


やや要求値は高いですが,場に出すとビックリされることでしょう。


3 新カードの紹介

上記第2項の説明で,デッキの主要パーツの説明はできました。

以下では,上記説明に全く出てきていないものの案外重要な新カードを紹介します。

常氷接続オプティマス・ブリザードです。


まずは,能力の説明を

ディスペクター/グレートメカオー/スノーフェアリー

G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
自分のターンの終わりに、このターン、カードが自分のシールドゾーンに置かれていたら、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置き、その後、カードを1枚自分のマナゾーンから手札に戻す。

このデッキにとって重要だと考えている箇所を太字にしました。


このクリーチャーは,ターン終了時に1マナブーストし,マナから1枚回収します。実質的な置きドローとみなすことができます。

EXライフによって,最低でも場に出したターンは上記能力を使うことができます。

このデッキはひたすらマナを伸ばし,必要なパーツをマナに集めるデッキなのですが,このカードは母なる星域やグレイトフル・ベンといった手札に欲しいカードがマナに落ちるという問題を解決できます。

グレイトフル・ベンと組み合わせることで,やや迂遠な方法ですが墓地回収も可能です。


また,Gストライクも受け札が少ないこのデッキにはありがたいです。

そして,グレートメカオーという種族により,ビッグバン・アナスタシスの進化元にもなります。


中盤の繋ぎとして地味ながらいい活躍をするカードです。


4 終わりに

グレイトフル・ベンが高くて入手できないのであれば,上記第2項のとおりヨー・バルディでも組むことができます。

ヨー・バルディの場合は,白緑,白青緑,白赤緑といったカラーでも組むことができます。

値段以外の差別化点があるのはいいですね。


スター進化もいいですが,昔の種族の進化クリーチャーもまだまだ遊べますよ。

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