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#86 電動モビリティの未来


1.電動モビリティの未来

今回は電動モビリティの未来について私の見解を述べたいと思います。多くの人が電動化の進展について疑問を抱いている中、私は小型モビリティの電動化が大型モビリティよりも進むと考えています。電動キックボードのLuupなどがその好例です。これらの小型モビリティは、充電ステーションが整備されていれば、バッテリーの交換や充電が簡単に行えます。

自動車のような大型モビリティは、航続距離の要求や充電ステーションの不足により、電動化において中途半端な存在となっています。これに対し、小型モビリティは電動化が容易で、特に中国では電動バイクが普及しています。農機具やトラクターなどの小型車両も電動化が進んでいます。大型のトラックや船に関しては、水素やLNGを動力源とする方が有利と考えられます。しかし、大多数のモビリティは将来的に電動化することは間違いありません。
自動車業界においては、電動化によるイノベーションが重要です。電動車は部品点数が少なく、製造が容易です。これにより自動車業界の参入障壁が低くなり、イノベーションが進むことが期待されます。テスラのような企業がその先駆者となり、既存の自動車メーカーは適応を迫られています。また、ソフトウェアのアップデートが重要な要素となり、これまでの自動車業界とは異なる競争環境が形成されています。

電動モビリティは、小型のものから順次電動化が進むと予想されます。これは自動車業界における大きな変化をもたらし、新たなイノベーションの波を生み出すでしょう。既存のガソリン車メーカーは、この変化に適応するために多大な努力を要するでしょう。私は、この電動モビリティの進展がとっても大きなチャンスであると考えています。

2.日本のドラマ産業とビジネスモデルの変化

今回は、去年話題になったTBSの日曜劇場「VIVANT」を視聴した経験から、日本のドラマ産業とビジネスモデルの変化について考察します。

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