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夜中に唐突に思いついた野球漫画のプロローグ

 むかしむかし、あるところにピッチャーとバッターが住んでいました。ある日ピッチャーは山へ足腰のトレーニングに、バッターは川へ精神の鍛錬に行きました。

 バッターが川の中で素振りをしていると、川上から大きなボールが流れてきました。バッターはボールを拾い、家へ持ち帰りピッチャーへ見せました。

 二人はとりあえずボールを打ってみることにしました。ピッチャーが投げたボールを、バッターが打ち返した瞬間、割れたボールの中から元気な男の子が出てきました。

 二人はその子に、「山田 太郎」という名前を付けて、育てることにしました。

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