箱根駅伝2023予選会結果_データで振り返る

立教大学、予選通過!

立教大学、無事に予選通過しましたね!
おめでとうございます!!!

先日こんな分析記事を書いたので、結果を振り返ってみました

10000mの登録平均タイムから計算した上位10校と、実際の結果を振り返ってみました。

エントリーメンバーの10000m平均タイム


エントリーメンバーの10000mタイム
(平均タイム昇順に並び替え)

ここでの上位10校は
日本体育
山梨学院
大東文化
東海
明治
国士舘
日本
中央学院
城西
早稲田
ですね。

この中で通過していないのは日本、中央学院、
実際は通過したのが立教と専修です。

そう思うと10000mの持ちタイムからの予測はそこそこ信頼できそうな感じ。

上位10名の10000m平均タイム


上位10名10000mタイム
(平均タイム順に昇順に並び替え)

ここでの上位10校は
東海
大東文化
明治
山梨学院
日本
日本体育
神奈川
拓殖
早稲田
城西
です。

この中で通過していないのは日本、神奈川、拓殖、
実際は通過したのが立教と専修、国士館です。

結果だけ見ると、チームの上位10名に絞るよりも、全体の平均値をとった方があっていましたね。

今回の結果のみだけではなんとも言えないですが、
持ちタイム10名に絞っても、体調や好不調の波も個人では発生することもあるので、予測をする際にはチーム全体≒チーム力をみた方があてはまりが良さそうです。

また、Twitterでは平均値よりも中央値のほうがよかったかも?と呟いたのですがそちらではどうでしょうか。

エントリーメンバーの10000mタイム中央値


エントリーメンバー10000mタイム
(中央値昇順に並び替え)

ここでの上位10校は
東海
大東文化
日本体育
山梨学院
明治
日本
拓殖
国士舘
城西
神奈川
です。

この中で通過していないのは、日本、拓殖、神奈川
実際は通過したのは早稲田、立教、専修

上位10名のタイム中央値


上位10名のタイム
(中央値昇順に並び替え)

上位10校は
東海
明治
大東文化
山梨学院
日本体育
城西
日本
拓殖
神奈川
立教

この中で通過していないのは、日本、拓殖、神奈川
実際は通過したのは早稲田、国士館、専修

ということで、中央値が平均値よりも良さそうということでもなさそうでした。
中央値は良くも悪くも外れ値を考慮に入れない特性があるので、上位や10番目タイムが重要になる予選会の結果を予測するには平均値の方がいいような気がします。

実際の結果を振り返る


予選会タイム※上位10名
(通過順位順)

通過順位はタイムの平均値の上位10校と一致しました。
明治、日本体育はお家芸のような集団走ですね。

立教は今回ミラクルと言われましたが、全体が63分〜66分台に収まっておりチーム全体の総合力の高さが予選通過につながっていることがわかります。

また、今回駅伝ファンが驚いたのは神奈川大学が通過しなかったことでした。

今回通過した国士館と神奈川と比較すると
最大値はほぼ同じ
最小値は神奈川の方が上(早い)
その間メンバーが勝敗を分けていますが、かなり僅差ということがわかります。
今年の国士館の特徴はタイムの分散が非常に小さいことでした。
もう一度見てみましょう。

エントリーメンバーの10000mタイム

これ、国士舘ほんと?って思ったけど本当でした。
このバラツキの少なさが、最終的に通過につながっていました。

ということで、母校立教大学が55年ぶりの本戦復帰ということで、
とても楽しみです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?