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勝てない戦い、それでも挑み続けること(尿意)

いろんなことを思いながら京阪に乗る、大阪に用事ができたので向かう、せっかくなので大阪に住んでるともだちを誘う、二つ返事できてくれる、うれしい。
好きな芸人が同じでここ2年くらいに仲良くなった同い年のともだち、定期的に会って仕事とか人間模様の話など。
携帯の充電が切れそうと言うたら家から非常用のモバイルバッテリー(新品)を持ってきてくれる、そんなんでやさしさをはかるやなんてなんと浅はかなクソボケ大割れ皿ではありますがやさしい、モバイルバッテリーのお礼にとパン渡す、志津屋のやつですわ、カルネなどをどうぞ。
大阪は安くて美味しい店がたくさんあるのでいいなと思うが街の景色が覚えられないので本当にいつも迷子になる、大阪の友達がいると助かる、トリッパもタンシチューも激安で美味しかった、わたしみたいなもんが動物の臓物食うてわろてほんますみませんね。

お腹いっぱいでニコニコ解散、淀屋橋で既にぱつぱつの京阪電車、なんとか席を確保したものの、京橋あたりですでによぎる尿意、我が駅三条まで行けるか、どうか、いや、行ける気がする、しかし相手は京阪特急、なかなか駅と駅の間が長い、がんばれ膀胱、尿道がんばれ、今日こそ勝ちたい、勝ってくれ、応援するがわたしは知っている、枚方でのこの尿意は絶対に三条まで持たないことを。
いちゃいちゃする外国人カップルを見て気を散らそうとするも虚しく中書島で飛び降りてトイレに駆け込む、またトイレ我慢選手権に負ける。
わたしはいつも戦いのレギュラーメンバーなのに絶対に勝てない。
各駅停車でのんびり帰らされるはめになったので帰宅は24時前、あぶねー、灰かぶりにもどるとこやったわ、とか言うてざんぶと風呂に飛び込んで就寝。

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