【感想】ラブライブ！スーパースター #8 ｢結ばれる想い｣

想像の1億倍神回だったんだが？？？
なんなら6話より好きなんだが？？？
サブタイトルの出るタイミングが完璧すぎた……

ストーリー

｢母の遺した学校をこの街で1番の高校にしたい｣
ただそれだけを目標とし、願い続けてきた恋ちゃん健気すぎやしませんか？
｢1番の高校にしたい｣って言うのは単に規模の問題じゃなくて、そこに通う生徒全員が入った事に対して後悔や心配をしない、皆が笑って過ごせる学校にしたいって事なんやね。
だから皆に心配させないように廃校って問題は自分1人で解決しなければいけないと思ってる。
ただの高校1年生がそんな問題背負ってちゃそりゃ空回りして失敗もするよ…

かのんが何か手伝いたいって各クラスを回るも何も解決はしない…
音楽科にとっては何も不都合はない
普通科にとっては不都合しかない
こんな両極端な2つを事情も教えずに解決しようとするなんて無理だったんだよ…
恋にとって苦肉の策とは言え優秀な音楽科を前に出すって間違いではないんだよね…
ヒーローと悪役って紙一重なんやなぁ

恋が追い詰められてる姿を見るのは心が痛む…
自分のした事で皆を混乱させてしまった、それは恋が目指した学校ではなかったから。

恋がスクールアイドルを嫌がる理由は後悔してほしくなかったから。
お母さんもスクールアイドルをやっていたけれど、何も記録が残ってない。だからお母さんはスクールアイドルをやった事を後悔してる、思い出したくもないって思ってしまった…
だから他の人にも同じ思いをさせてはいけない。たとえ自分が悪役になってでも止めなければいけない。それがその人の為になるはずだから。
ここまで観てると学校の為にやめて欲しいっていうのは、建前なんじゃないかって思えてくる。だって恋にとって学校の為っていうのは自分に対して使う言葉だから。人に背負わせていい言葉じゃないから。

｢同じ場所で想いが繋がっていて欲しい｣
この言葉が全てだった。
恋の机に部室と箱の鍵が入っていたのがお母さんから恋への最大のヒントだったんだね。いつか恋が気付いてその鍵が示す場所に行ってくれたら…そんな想いで机の中にしまった。
気付いたのは恋じゃなかったけど、恋の隣に立つかのんが気付いたから想いは繋がった。

壇上で改めて非難されている事実を受け止めなければいけないのはツラいよなぁ…
そして全てを話すって決断をするのは重いよなぁ…
それだけはしたくなかったんだろうに…

閑話休題
ここまで来てビビるかのんちゃん、めちゃくちゃらしくて可愛いんだ

｢私たちは何一つ後悔していない｣
｢スクールアイドルは最高の思い出｣
この言葉がどれほど恋を救ったことか。
｢いつか結も文字を冠した学校をここに創る｣
普通科も音楽科も関係なく音楽で結ばれる学校を創りたい、その思いは自分と同じだったと知れた恋は救われたし前を向こうと思えるよね。

｢葉月さん、ううん、恋ちゃん｣ってわだかまりが解けた事を表すのにこれほどピッタリな表現ある？
風に、いや、お母さんに背中を押されて覚悟を決める展開は泣ける…

初めての円陣の星がEDと比べて小さいんだよね。
これを、今はまだ小さな星だけどいつか大きな星に、スーパースターになるんだって想いを表してたらめちゃくちゃエモくないですか？？？

遂に5人で組めた円陣は泣ける…
song for all で皆も泣いたやろ？？？
色んな問題やわだかまりを超えてようやくここまで辿り着けたんだね…

そして遂にやって来るサブタイトル
今週はどこに書かれるんだろって探すのも楽しみの1つになってたのにいつまで経っても出てこない
もう忘れてたって頃にこのタイミングで出してくるのはズルだよ…
ここが今回1番の泣きポイントですわ…

Wish Song

恋ちゃんの為の曲！
エモい！！！！！！
｢五線譜の上 結び合わせて｣がめちゃくちゃ好き
音楽を大事にしてる結ヶ丘だからっていうのと、Liellaの5人が結ばれるっての掛け合わせられてるんよね？
｢キミにはもう涙は似合わないよ 皆で行こう｣
この歌詞に今までの全てが乗っかってるんよ…
かのんが結ヶ丘に入って可可と出会ったから今がある。可可と出会って1人じゃないことの強さを知ったかのんだから皆で行こうって歌詞が書けた。
早くフルで聴きたい！！