社内転職とはどんな制度？実際に制度を利用して感じたメリット・デメリットを解説

こんにちはざらめです。
2019年当時トヨタ自動車社長の豊田章男さんのコメントが話題となりました。簡単にお伝えすると企業はこれから終身雇用制度を守っていくのは難しいと言った内容です。
日本では新卒で入社して定年まで勤め上げるといった考えがいわば一般的であり豊田社長の発言に驚いた方も多数いたと思います。
そんな中、会社を辞めずに仕事環境を変えることができる社内転職制度について現在注目が集まっております。
そんな社内転職を利用し部署異動を果たし2年が経過した今、私が感じたメリット・デメリットをお伝えします。

社内転職とは？

社内転職とは簡単にいうと部署異動です。通常では人事通達は会社からされますが、本制度を利用すれば自分の意思で部署移動をすることが可能となります。

社内転職の方法

社内転職の方法として一般的なのが、マッチング制度ではないでしょうか？
人員を補充したい部署が募集を出し、募集を見て応募すると言った流れです。募集期間が終了後には人事部や募集を出した部署の方と面談を行い、合格したら移動といった流れになります。

社内転職のメリット

1.転職をせずに仕事内容を変えることができる
社内転職ですので通常の転職と違い退職する必要がありません。そのため日々の生活リズムなど大きく変える必要がなく肉体的な負担が少ないです。
また、会社を変えていないため給与もある程度読めるのも特徴です。

2.移動先の状況を把握しやすい
同じ社内なので知り合いなどに状況を聞いてみたり、場合によっては職場を見学させてくださいといったお願いがしやすく移動先の仕事内容や人間関係など把握しやすいです。よってしっかり移動先の部署を調査することによって仕事内容のミスマッチを防ぐことができます。

社内転職のデメリット

1.元の部署に戻ることが難しい
基本的には自分の意思で社内転職をしているので相当の理由がないと元の部署に戻れませんし、元の部署も呼び戻すことができません。そのため社内転職をする際は、仕事内容のミスマッチや人間関係などが自分には合わないといったことがないようにしっかり調査をしましょう。

2.環境を心機一転させることは難しい
転職や社内転職を想定している方は新しい環境下で心機一転頑張りたいと思っている方が多いと思います。しかし社内転職の場合は変化を想定しやすく、劇的な環境の変化とはいかないことが多いです。
そのため、劇的な環境の変化を求めている方には少し物足りない転職となる可能性があります。

社内転職をお考えの方へ

いかがだったでしょうか？今回は社内転職制度についてメリット・デメリットを紹介しました。現在社内転職を検討している方の参考になれば幸いです。社内転職自体は会社にとっても従業員にとっても良い制度なのでよく考えてご利用ください。