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ジョージ・ハリソンの命日に振り返るビートルズとの出会い。

わたしが最初にビートルズを聴いたのはホームセンターで売ってたやばいCDでした。
ビートルズのアルバムのはずなのに、普通に "imagine" が入っているという、曲目リストもかなりフリー演技なCDでした。

それでも「なんて素敵なサウンド!」って一気に虜になりました。音というより彼らのエネルギーとスピリットの魅力にやられたんじゃないかと思います。

このビートルズとの電撃的な出会いとなったCDには、ボーイズの写真なんて一切使われてなくて、完全に彼らの歌と演奏に心を奪われたわけですが、その後ビジュアルやエピソードを知っていき完全に沼落ち。
流れからして "本物の恋" という感じがします。(ちょっと何言ってるか分からない。)

ホムセン出身のザ・ビートルズCD

田舎だしネットとかもない時代だから基本的に街のCD屋さんにある盤しか買えないのだけど、最初に買った公式のアルバムは "HELP!" でした。
ホムセンのやばいCDの次に手にしたアルバムに入っていた初期ビートルズの楽曲は全てがキラキラしていて、「すごいものを見つけてしまった…!」っていう感覚でした。

J-POP/シングルCD全盛期の時代だったけど、それらにあまりピンときてない自分にとってビートルズとの出会いは「音楽を聴く」という行為がこんなにも楽しいことなんだと初めて思えた体験でした。
今より娯楽も少なかったからずっと同じ曲ループして学校でも歌って彼らの白黒写真を見て泣いて…という小中学生でした。

幸運なことに、小学校で一番仲の良かった友達に「ビートルズって知ってる?」と尋ねたら、なんと彼女はお兄さんの影響でちょうど洋楽を聴き始めていて、「知ってる!」というまさかの返答。
我々のボーイズ熱は一気に爆発したのでした🔥
お互いに知らない曲を勧め合うという最高の環境の下、わたしのビー熱はどんどん肥大化していったのです。

2枚目以降のアルバム購入順は覚えていませんが(ログを残しておけば良かった!)、遡って初期を集めていきました。
途中赤盤青盤も買い、最後に気乗りしないまま "Let It Be" を買いました。(解散が辛いのと、髭が苦手だった。)あまりにも気乗りせず、中古のCDを購入してしまいました。
確実に "Revolver" あたりから「ちょっとやだな…」と思っていた記憶ははっきり残っています。

当時はアイドルのビートルズに夢中だったので、yeah yeah 言わなくなってしまった fab4 を受け入れられなかったんだと思います。
しかも1-2年でビートルズ8年分を一気に追ったので、デビュー!大活躍!不仲!解散!という流れにも順応できなかったんだろうなと思います。(あと髭も苦手だった。←しつこい)

なので、当時はまだジョージもこの世に存在していたけど、わたしの中でビートルズはファンタジーでした。

今は "Revolver" も "Let It Be" もBox setをお迎えするほど大好き!
(中古の "Let It Be" を購入したという後ろめたさがやっと解凍されました。)

もし、ジョージの訃報を聞くのが今の自分だったら、一体どうなってしまうんだろう…と恐ろしい気持ちになります。
サバイブしてきた皆さん、お疲れ様です。

we all miss you🤍George!
ジョージがビートルズにいてくれて良かった。


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