【読了】『流浪の月』---800字感想
映画化か。と思って、凪良ゆうさんの『流浪の月』を再度読みました。映画は観ていません。
少しネタバレ的な内容を含む感想を書きたいと思います。
発売後すぐ、友人に「面白いよ!」と勧められて初めて読んだ時は、物語や登場人物の設定が刺激的で、あっという間に読み終わってしまいました。
例えば親のネグレクト、パートナーのDV、職場環境の人間関係、そして各々が抱える思考のパターンや病気(病的な何か)など。
様々なタイプの人間の闇や事件が次々と襲いかかってきて、文字通り息つく暇無く最