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間違わない自宅で美容室開業の心得

自宅美容室開業で陥りやすい失敗例から、
「自宅美容室成功の4つのヒント」
を紹介します。


自宅美容室の集客が上手くいかないのには
明確な理由があります。

主なものを挙げると以下のようになります。

【その1】生活感が抜けない

【その2】価格設定が安すぎる

【その3】美容室の場所が分かりづらい

【その4】美容室の情報量が足りてない


それでは、それぞれについて解説していきたいと思います!

【その1】生活感が抜けない

美容室を利用するお客様は、
癒しを求めると同時に美容室には
非日常の空間を求めて来店されます。

しかし自宅美容室だと、家庭の食事のにおいや
テレビや子供の生活音、また犬などが吠える声。

あるいは生活感のある内装など
いたる所に生活臭を感じるために、お客様が
心からリラックスできないケースが多々あります。

そうした生活臭を消すことに
鈍感な方も中にはいらっしゃいます。

生活感が抜けない美容室は、
リピーターにつながらず、お客様からの紹介もされ
にくいため、長く安定した経営は難しいでしょう。

自宅美容室を開業する場合は、
お客様の施術スペースと生活スペースを
しっかりと明確に分けておくことが大切です。

特にトイレは大切です。

とにかくお客様が出来るだけリラックスできるような
空間を演出するように内装には特に気を遣うようにしましょう!

そして自宅美容室の場合は、
家族の協力も必要不可欠になります。

なので、お客様が来店した際には、
家のテレビの音量や家族での話し声に
気を付けてもらえるように協力をしてもらいましょう!


【その2】価格設定が安すぎる

自宅サロンは価格を安く設定しないと
お客様は来ないと思っている方が多いです。
その結果、ホットペッパーなどでやたらと
初回クーポン付きの安いメニューばかりを
羅列してしまいがちです。

こうしたクーポン目当てのお客ばかりを
いくら集めてもリピートもしないので
いつまでも美容室の経営が安定しません。

実際には、どれだけ新規客をクーポンで集めても
美容の売上とお客様の人数とは比例はしません!

自宅美容室の場合、価格をあまりに安く設定しすぎると
お客様に不安を与えてしまう
可能性があるため逆効果になります。

また安さ目的やクーポン目当ての
お客ばかりが集まってきます。

お客様は安い美容室を探しているのではなく、
自分にとって価値のある美容室。

つまり自分の未来を変えてくれる
美容師を探しているのです!

価格よりも価値が上回れば、
多少は価格が高くてもお客様は通ってくれます。

そのためにぜひ先生の美容室の
明確な強み(売り方)や売り(売る人)を考える
必要性があります。

つまりコンセプト(売り物)をしっかりしましょう
ってことです!

また思い切って美容室の売りを一つに絞ることが、
美容室の強みとなり、リピーターを増やす秘訣にも
なります。

それが先生の美容室が選ばれる理由付けにもなります。

もし美容室のメニューの価格設定で悩んでいる場合は
必ず事前に先生のお店の近隣サロンの相場をリサーチし、
安すぎず高すぎない価格設定を考えましょう。

単に安売りすればお客が集まるというのは間違いです!

【その3】美容室の場所が分かりづらい

個人美容室は、自宅も兼ねている場合がほとんどです。
なので、例えば住宅街のなかにあったり、
駅から少し離れていたり・・・・
あるいは辺鄙な場所にあったりなど、
お客様にとって美容室の場所が分かりづらいことが
多いです。

美容室の場所が分かりづらいことに加えて
自宅と兼用にしている美容室の先生は、
自宅の住所を公開することに対して
実際かなりの抵抗感を持つことが多々あります。

特にまだ小さいお子さんなどがいる場合は、
住所を公開することで家族の安全面で不安を抱く
方が多いです。

しかし開業したばかりで知名度がない状態では、
美容室の場所が分かりづらいこと自体が
集客の面でかなりのハンデになります。

どれだけ新規客が先生のお店の
技術に興味があったとしても。

美容室の場所が分かりづらいと不安になります?

これ、お客様の立場で物事を考えればよく分かるはずです!

なので美容室集客のためには
美容室の場所を出来るだけ
分かりやすく公開しておく必要があります。

それと同時に出来れば美容室までの
アクセス地図を細かく掲載しておくのも大事です。

そうはいっても、どうしても諸事情で
公開が難しい場合は
ご予約いただいたお客様にだけ、
事前メールやLINE、電話などで
詳しく場所をご案内するようにしてください。

またブログやホームページには
「●●県●●市●●町」
くらいまでは明記し、
「詳しい場所は、ご予約いただいたお客様に
お知らせしています」 とお伝えします。

できるだけお客様の不安を解消するようにすることが大事です。

【その4】美容室の情報量が足りてない

個人美容室の場合、ブログやホームページを見ていても
ほとんどの方が、圧倒的にお店の情報量が
足りないというケースが多々あります。

また無料で作ったと思われる素人丸出しのホームページにしてしまってる方も少なくはありません。

こうした情報量不足やダサいホームページは、
特に新規のお客様に不安しか与えません。

「このお店って本当にちゃんと営業してるの?」

「この美容室ってお金が厳しいから無料ホームページにしてるのかな?」

など。

新規客は、近隣に新しい美容室が
できたからといって「すぐに行きたい」とはなりません

新規の見込み客はまずWEB上などで
美容室のホームページやブログ、SNSなどで情報を集めて、「本当に自分にとって必要なお店なのか?」
「その美容室は本当に安心できるお店であるのかどうか?」
という判断を行います。

そこでまず気になるのが、
「どんな人が施術をしてくれるのか?」
ということです。

美容室はシャンプーなど肌と肌が触れ合う施術が多いため、スタッフの顔や雰囲気はとても重要な判断材料となります。

集客のためには、当然ですが働いている人の顔写真を
掲載することは必須です。

というか、それすらも出来ないというのであれば
新しいお客様をお迎えすのはあきらめて下さい。

覆面を被った状態の方に
誰が安心してモノが頼めますかって話です。

冷静になってお客様目線で考えたらよく分かるはずです。

ちなみに先生が得意とする施術や
お客様と一緒に写っている写真で一言まで掲載しておくと、
人柄が伝わり美容室のファンになってもらいやすいです。

細かいところまで情報を記載している
個人美容室のお店では
痒いところに手が届くような、
それだけで特に新規のお客様の安心感につながります。

いかがだったでしょうか?

自宅美容室で失敗する美容室の特徴は、

「自宅美容室ならではの生活感」と「情報量の少なさ」です。

先生のお店にたくさんのお客様に来店してもらいたいなら

可能な限りの情報を公開して、
新規のお客様に安心感を与えましょう。

また個人美容室の先生がよく勘違いしがちな
アットホームを生活感と履き違えずにしてくださいね!

新規のお客様に是非ともリラックスできる
空間と居心地の良さを提供するように
心がけると同時に、美容室の情報を出来るだけ
具体的に開示するようにしてみて下さい。

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