僕とウルトラマン
ウルトラマンZ、面白いですよね。
毎週たのしみに二回見てます。 (テレビ放送とYouTubeでの配信)
そして、今日11月22日からYouTubeで配信開始となった
「ウルトラギャラクシーファイト」
今まであまり取り上げられて来なかったが、根強いファンの多い作品のウルトラマン達が多数出てくるということで話題となったこの作品。
私の大好きなメビウスとヒカリ。さらにはマックスが出てくるということで、大変たのしみにしておりました。
そもそも私とウルトラマンとの出会いは幼稚園。
世は平成三部作といわれる、「ティガ」「ダイナ」「ガイア」をやっていた頃でした。
その頃の子どもの例にもれずわたしもウルトラマンは大好きで、
母曰く毎日布団や洗濯物を怪獣にみたてて戦っていたそうです。
その頃の私の定番と言えばビデオでウルトラマンを見ることでした。
我が家には「ウルトラマンゾフィー」と平成三部作をまとめて紹介したビデオの二本があり、暇さえあればこれを見ていました。
この習慣は小学四年生辺りまで続きます。
『ウルトラマンゾフィー』ご存知でしょうか。
この作品はウルトラ六兄弟の一員ゾフィーが地球での怪獣とウルトラマンの闘いを一緒に振り替えるという総集編的映画なのですが、
なんとこの作品、界隈では歴史改竄作品として有名なのです。
ウルトラマンを倒した最悪の怪獣ゼットン
これは原作では人間たちの兵器によって倒すのですが、なんと『ウルトラマンゾフィー』ではしれっとゾフィーが倒したことになっているのです。
というかこの作品、全体的に人間が排除されて作られているので、すべてウルトラマン側の手柄のように見えてしまうのです
そんな偏った作品なので、私のウルトラマンへのイメージは大変歪んだものでした。
そんな私が熱狂的になったはじめてのウルトラマンが『ウルトラマンメビウス』でした。
ウルトラマンメビウスはウルトラマンシリーズ誕生40周年作品であり、作中にはいわゆる昭和ウルトラマンが多数参戦していました。
ウルトラマンゾフィーで育った私にはご褒美のような作品だったのです。
押し入れから何度も飛んでスワローキックの真似をしたタロウや、
フィギュアのアイスラッガーを無くして、ハゲになってしまったセブン等が登場し大興奮でした。
そんなメビウスはあまり強くないウルトラマンでした。
最初の先頭では街や建物を盾にして地球人に怒られ、幾度となく敗北してきました。
途中光の国からやって来たタロウに、帰還を促された事すらあります。
しかしメビウスは決して挫けませんでした。
何度やられても仲間たちと立ちあがり、地球人との永遠の絆を結び強敵を倒していきました。
メビウスが仲間たちとの絆としてシンボルを胸に刻むシーンは今思い出しても、胸が熱くなります。
弱いウルトラマンでも諦めなければ強くなれる。強さとはその諦めない心なんだと思います。
見ている僕と一緒に成長するメビウスがとても大好きでした。
そんなメビウスくんはウルトラマンZのボイスドラマに出演しました。
オリジナルの俳優さんではありませんでしたが、とても感動しました。
Zの世界のメビウスは、あの戦いから長いときを経たのでしょう。
後輩たちを優しく諭す姿は、かつて助けに来てくれたタロウと重なるところがありました。
大人びた彼ですが今も胸の奥には仲間たちとの絆が熱く刻まれているのだとそう思います。
だって仲間との絆は永遠(メビウス)なのですから。
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