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親、過去の話

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あまり明るい人生ではありませんが、それなりに生きています。
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#祖母

毒親と年末年始。

実家暮らしの時は、特に年末年始(それに限らず行事ごと全般)特に束縛というか、干渉が凄くて、 勝手に親の目を離れたりしたら非難轟々でした。 もちろん成人になる年も変わらず。 親戚がくるから家にいなさい。ちゃんと顔を見せて挨拶するのが常識だ。 友達と勝手に初詣なんか行ってはダメだ。 家のおせちを全部食べろ。(私は祖母の料理が正直好きではないです) そして狭い狭い実家で、あちらも嫌々呼ばれて現れる親戚を待ちつつ、酔っ払って視点が定まらなければ会話も通じない父の抱き枕に徹

【毒親】彼氏ができたらますます地獄。

10代の終わり頃、会社も家からわざと離れた地域を希望し、実家にいない時だけは ストレスなく過ごしておりました。 同時にバンド活動もしていたので、日々いろんな交流がありました。 そんな中、バンド仲間として紹介された人が彼氏に。 正直人生が初めて穏やかで、うまくいってるなと感じることができたのです。 それと同時に、親にバレたらどうしよう、という漠然とした恐怖が毎日のようにつきまといました。 バレたら彼氏が殺されてしまうんじゃないか。 もしくは彼氏から金銭を巻き上げる気で

②高校卒業から、ついに夢の第一歩へ。

こちらからの続きです 先生に報告高校三年の担任は、どちらかというと事務的で、あまり熱量のない先生だったので、進路指導の女性の先生に報告に行きました。 彼女は高一の時の担任でもありました。 普段勉強を全くしない私を知ってるだけに、先生は自分のことのように喜んでくれ、こちらまで泣きそうになりました。 今でも忘れられない言葉をいただいたのですが、 『子供の仕事は受験を頑張ること。あとの金銭面は親の仕事。なので親にありがとうって言わないとね。』 ずっと苦しめられてきた親だ

母親の存在を知らない話。

私は祖母と父に育てられました。母親は物心つくもっと前からいません。 改めて記憶のない人のことを書くとなると 本当に何の情報もないくらい母親のことを何も知らないのです。 死別ではなく離婚だとは思います。 何も知らない。 これも結構違和感のあるものでして、祖母も父も、 「子供は大人の話など知らなくていい。どうせ言っても理解できないだろう。」 というスタンスまっしぐらだったのです。 他にも父や祖母の過去なども含め、本当に何にも教えてくれません。 いつから母はいない