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親、過去の話

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あまり明るい人生ではありませんが、それなりに生きています。
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#吹奏楽

②高校卒業から、ついに夢の第一歩へ。

こちらからの続きです 先生に報告高校三年の担任は、どちらかというと事務的で、あまり熱量のない先生だったので、進路指導の女性の先生に報告に行きました。 彼女は高一の時の担任でもありました。 普段勉強を全くしない私を知ってるだけに、先生は自分のことのように喜んでくれ、こちらまで泣きそうになりました。 今でも忘れられない言葉をいただいたのですが、 『子供の仕事は受験を頑張ること。あとの金銭面は親の仕事。なので親にありがとうって言わないとね。』 ずっと苦しめられてきた親だ

①高校卒業から、ついに夢の第一歩へ。

私は高卒資格取得の為仕方なく通った高校とはいえ、理解してくれる1人の親友と出会い、 遠距離恋愛だけど彼女もいてくれて、楽団によってずっと音楽がある環境に身を置けたし、何より ずっと夢だった楽器の修理師への第一歩ももう少し。 全てが良い方向に向かっているようで、幸せいっぱいで明るい日々でした。 順風満帆とはまさにこの時のことを言うんだなと今になっても思います。 肝心の受験ですが、吹奏楽というのは夏に全国大会を目指す 夏のコンクールという行事があります。高校野球でいう

私とクラリネットとの出会い。

私の通う小学校では、クラブ活動とは別枠で、ブラスバンドが存在した。 普段見た事がないような楽器を好きに触れるとのことで、音楽が好きな子供は皆音楽室に吸い込まれるように走って行きました。 私は当時、吹奏楽やブラスバンドが一体どういうものなのか全く知らないし、さほど興味も沸かなかったのですが、 同級生の中で【流行っている】物にはとても興味があり(閉鎖的な家で育ち、流行りのものが何なのか分からないけど、同級生が楽しそうに話しているのを聞き耳を立ててこっそり知識を得ていた。)