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ネイルしようよ

しょうがなく歳を重ねては、年下を見て「若いなぁ」などと口走って自分を卑下していたら、収まりがつかなくなりまっせ。


…急に何をぬかしているんだと思われたか方、どうもすみません。ただ、ほんの少し「若いなぁ」と言われたり、言ったりしたいる人を見る機会が多かった為、どうも我慢がならなかったのです。

というのも、20代中〜後半の人間が、20前半(あるいは10代)を捕まえて「若いなぁ」と呟くさまには恥ずかしさすら覚え、更にはその一言を発することにより、無意識的に相手よりも上の立場であることを示したり、同じ土俵に居ないことをアピールしているようにも感じられ、何とも傲慢な存在に思えてなりません。

また、それよりも上の年齢が「若いなぁ」という言葉を使うのを見るにつけ、遠い目をしては饒舌に当時の思い出(武勇伝的ななにか)を羅列する様には辟易するばかりで、無遠慮に言えば一番遭遇したくない場面だったりします。

どうしてこんなにも"若さ"に拘り羨み嘆き馳せるのか、全く理解が出来ないのです。まるで"若さ"だけが人生の豊かさを象徴しているかのような崇拝具合には落胆するばかりで、もっと"今のお前"の目線の方、腕を伸ばした指先くらいの未来を聞かせてくれよ、と願ってしまいます。たとえそれがホラ吹きだったとしても、"若さ"の〇隷よりは10倍マシだと感じてしまいます。

青臭さや苦さを羨む果実があればおかしな話で、いかに今いい具合に熟れているかが大事であり、そこに誇りを持つべきだと思うわけですが、もし果実が熟成することを否定している存在であるならば、マンゴーはもう少し安くすべきだと思います。

果物高すぎ(泣)

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