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ロシア編 4

ミルクリークの運営について話を聞きました。

 サンクトペテルブルクにあるこのゴルフ場は、10月中旬まではプレーに問題なく出来るのですが、それ以後は寒さと雪、氷の世界になってしまいます。なのでプレーは出来なくなるのですが、その代わりにウインタースポーツとして、スケートやクロスカントリー、凍った池に穴を開けて魚釣りなどをします。夏もゴルフ以外に、スイミングやテニス、ビーチバレー、釣り、などいろいろ出来るようになってます。スポーツジム、プールもあります。レジデンスも有り宿泊もできます。
とにかくいろいろあります。

こんな感じでレジデンスが立っています。所有者がいない時に借りれます。1泊30,000円ぐらいしました。

食事は作るか、場内にあるレストランで食べます。

大きなホールがあって国内の会議や、屋内のスポーツもできるテントが有ります。

分かりにくいですが、小学校の体育館よりは広いです。

この様な施設が1つの塀で囲まれていて、入口はひとつで守衛さんがいます。入場許可証など証明が無いとゲートが開かないので入れません。広大な土地です。中ではシャトルカーで移動します。歩けますが、呼ぶと来るので、呼んじゃいます。

ここの運営はメンバーやレジデンスオーナーで成り立っています。

年会費が100万ぐらいと言っていました。メンバーになれば中の施設利用は無料です。食費ぐらいです。レジデンスを所有していなければ、宿泊代はかかります。

今はまだ赤字運営になっているみたいですが、今後ゴルフ人口が増えて来たら成り立つと言ってました。
 ただ今のロシアだと大富豪はいますが、一般ではとても無理です。ここのメンバーは大富豪ばかりでした。そもそもゴルフをやってる時点でかなりの経済的余裕がある方です。ロシアの鉄鋼王や石油王、不動産、いろいろなビジネス分野のトップにいる様な人達ばかりです。 

 そしてここのオーナーがやりたい事が、ここにゴルフの総合施設を作る事です。

 冬でも出来るインドアの練習場、ゴルフアカデミー、フィッティングスタジオ、ゴルフショップです。

良いアイデアだとは思いますが、まだ難しさがあります。なんせゴルフ人口が少ないです。

 多くの富豪はモスクワに住んでいるので、ここだと飛行機で1時間ぐらい離れていますからなかなか遠い感覚です。ただモスクワにもまだ無いからチャンスだとは言ってました。

アカデミーに関しても、ロシアにはプロが少なくレッスン出来る人がいません。なんとなく上手い方に聞きながら上達していく程度で、しっかりとしたレッスンやカリキュラムが無いです。

ロシアゴルフ協会は設立してるみたいなのですが、まだまだこれからみたいです。

これからゴルフを盛り上げないとミルクリークも盛り上がらないから、なんとかしたいと話していました。

次回に続く。

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