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ベクシンスキー、ゾーヴァ、ブレイク

そもそも絵画専攻ではなかったので、画家に関しては一般的な知識しかありません。いや、一般的知識も危ういです。イタリア美術はニンジャタートルズのキャラで思い出す程度に疎いです。満足に画集も持っていませんし、美術館やギャラリーなどにも殆ど行かないので、失礼な事をしそうだから芸術界隈には怖くて近づけません。絵を描くのは好きですが、影響を受けやすいので無意識にパクリになるのが怖いというのもあります。本を読むのが好きだけど小説は読まないという人は本好きの人と交流しにくいと思うのですが、それに似ているような気がします。似てないか。

そんな中でも自分が影響を受けた画家というのはいるもので、今回は3人を紹介したいと思います。

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ズジスワフ・ベクシンスキー。ポーランド出身の画家です。元々は工業大学の建築設計学部を卒業後、建築の現場監督をしていたそうですが、画家に転身しました。退廃的な世界観はナチス占領下のポーランドで少年期を過ごした影響のようです。細かい表現は流石元建築家と言った感じです。

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一時期ネットで出回った「見たら死ぬ絵」は彼の作品です。

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ミヒャエル・ゾーヴァ。ドイツ出身のイラストレーター・画家です。映画「アメリ」の中で部屋に飾られている絵はゾーヴァの作品です。

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動物をモチーフにした絵が多いですが、ちょっとシニカルでユーモラスです。

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ウィリアム・ブレイク。言わずと知れたイギリスの詩人、画家、銅版画職人です。幻視者の異名を持ち独自の神話体系を作り上げました。この絵は映画「レッドドラゴン」でも象徴的に扱われ、登場人物の背中にはタトゥーが入れられています。

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一番お気に入りなのは「ルシファー、あるいは本来の栄光に包まれたサタン」です。

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内容の薄い紹介になりましたが、この三人にはかなり影響を受けているのでパクリというよりオマージュと敢えて言いたいです。ウィリアム・ブレイクに関してはモチーフや神話体系にも未だに影響を受けています。


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