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受け入れる側に回るために

まず余裕を手に入れる

占い師というとなんでも受け入れなければならないと感じている人が占い師にも相談者にも多い。

受け入れることの是非はこの際置いておいて、受け入れる側に存在できる人の立場を考えてみよう。

まず第一に受け入れる側に余裕があることだ。
占い師サイドが余裕を持てということなのだが、このことを改めて言う必要が定期的に潮のように満ち引きしているのがネット占い師の現状である。

占い師だけでなく人を指導する人ほど余裕という基準が明確に必要になってくるのだ。

今回の記事は占い師寄りというより指導者寄りの話で進めていこう。

人を助けられるのは余裕のある人だけ

まず第一に人を助けることのできるのは、自分がすでに助かっている人だけということである。
この例を挙げてみよう。

目の前に今にも餓死しそうなほどやせ細った人がいたとする。
あなたはその人に食べ物を与えるだろうか?

多くの人はその人に食べ物を与えるという選択をするだろう。(するよね?)
だがこれは今あなたが遭難していて、三日ぶりに食べられるパンをひとかけらしか持っていなかったら、あなたはその相手に食べ物を渡すだろうか?

別にこの質問は悩ませるものではないし、道徳の授業でもない。
渡す、渡さないはその人の選択で構わない。
ちなみに私は渡さないだろう。

この例を挙げたのは、占い師で人を救いたいと言っている人を観察していると自分が救われなければならない人がちらほらいらっしゃるからである。

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