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悩み解決3原則

吐き出し・承認・解決

人は生きていれば悩みを抱えることが必ずある。
占い師が副業として取り上げられる理由のひとつに、人の世の中に悩みの種が尽きないことも理由のひとつだろう。

自分と価値観の違う人間と生活するしかない以上、価値観の相違や考えの違いから悩みが尽きることはない。

悩みはすべて人間関係に寄るものと言ったのは、数年前に話題になったアドラー心理学で書かれていた言葉である。
つまり人が人と関わる以上悩みが付きまとうのは必須。
その悩みと上手に付き合う方法を知っておく必要があるということだ。

占い師は悩みのプロ?

この手の話をすると必ず出てくる論争が占い師は悩み解決のプロか否か問題。
この議論自体がまさに人間の価値観が統一されていない象徴のように思えてくる皮肉さと言ったらない。
占い師の問題解決能力に関しては、他人事だから占えるということも頭に入れつつ、自分で解決できること、出来ないことが含まれると言わざるを得ない。

極端な話、男性が子を成すことはできない。
自分の子どもが欲しいと願う男性は必ずパートナーシップの悩みにぶつかるということだ。

占い師の解決できる範囲

占い師は自分の解決できる悩みの範囲をしっかり見定めておく必要がある。
特にわからないこと、人の命にかかわりそうなことを占い師サイドで判断することなく、医療サイドに引き渡す必要もあるということである。
霊感霊知を商売にしている人にとって、相手が霊障を信じていた場合確かに医療機関への引継ぎは難しいことは理解している。

私自身も医療知識はないが、心療内科に受診を勧める基準というのは明確に持っている。
それが自分の中に存在するのかどうかはひとつの目安になるだろう。

さて、今回のテーマは悩みというものは3種類あるというお話である。
そのみっつは冒頭でも書いた通りに吐き出し・承認・解決のみっつ。
このみっつは実はそれぞれ独立しているにも関わらず悩みの一言でまとめられているために混同しやすくなってしまう。

ここから先はそれぞれの悩みの性質と対応について書いていく。
占い師としても日常のコミュニケーションでも使える技術であるため、ぜひ活用いただきたい。

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