あなたが受け取り上手になる方法

あなたはなんでも受け取っていい

多くの日本人は謙遜することが美徳として育った。

本来素晴らしいものであっても「つまらないもの」と称して渡すことで相手に受け取りやすくする気配りの表れで、今後も使っていっていいと思う。

しかし、ここで考えて欲しいのは、渡す側ではなく、受け取る側だ。

つまらないものじゃなければ受け取る資格がないと思っている。

こう考えると多くの日本人は受け取ることになんとなく抵抗感を感じる人が多いのではないだろうか？

この記事ではそんな抵抗感を感じてしまう誤解、そしてそれを無くしていく方法について書いていこう。

あなたも受け取り上手になって豊かな人生を歩んでもらいたい。

そもそも受け取るのに資格はいるのか？

この記事の前提として、人間が何かを受け取ることに資格はいらないという前提で話を進めていこう。

しかしながら多くの人は何かを受け取る時に何かの対価を払う必要があると信じている。

まずはその誤解から解いていこう。

生まれた瞬間は何も持っていない。

まず誤解を解くために、何かを受け取るために対価が必要という前提で話を進めてみよう。

人間に限らず、生命が生まれた瞬間は何も持たずに生まれてくる。

その時点で対価を払うことができない。

もし、何かを得るために対価が必要なら、そもそもとして裸で生活をして、生まれた瞬間から労働し、賃金を得て、その上で買い物をするまで最初のミルクにもたどり着けない。

まぁ、あり得ないわな。

そう考えると、生命というものは受け取ることに対してそもそも「生きているだけで資格あり」という状況で生まれてきていることがわかる。

それでも何故、受け取れる人間とそうでない人間に分かれるのだろう？