人を救う言葉

占いで人は救えない

私自体がちょっとしたことでくよくよしてしまう人間だということは自認している。
その時に人に話を聞いてもらい自分の考えをまとめていくのだが、その時に占い師の言葉で救われたことはない。

むしろ占いだけを信奉している人の言葉ではかえって悩みが膨らんだことすらある。

私が人間的に成長出来て、悩みを越えてきた言葉は占い以外の何かしらを持った人たちの言葉だった。

今回は占い師に限らず人の心を動かしてきた言葉をお伝えしていこう。

1,000回やればできますよ

私が30歳を越えて三味線を習い始めたときに当然の如く壁にぶつかる。
理由は単純な話、練習不足。

その時に師匠から真顔で言われたのがこの「1,000回やればできますよ」
師匠は別に煽るために言ったわけではない。
実際に1,000回三味線の手を行なうのにどれくらい時間がかかるのだろうか？
仮にひとつの手をゆっくり弾くとしても２秒ほどで４手は弾くことができる。
つまり2,000秒。
時間にして35分。
たった35分で確実に自分の趣味が上達するのであればやらない理由がない。

つまりその35分をかけられるのかどうか。
自分が上達したいのであれば1,000回、繰り返してみよう。