価値の成長

年齢を重ねると価値観と共に見る目線が変わってくる。
その感覚が顕著に感じられるのはジブリ作品だろう。

私は小学生の時に初めて「もののけ姫」を見たときにただ面白い映画だった。
正確にはデイダラボッチのどろどろは怖くて仕方なかった。

年齢を重ねて再び見ると自分の人生経験からか、見えてくる景色が全然違うもので驚いた。
牛飼いの甲六は情けなく見えていたが、しっかりと働いていたしゴンザも情けなく腰巾着に見えながら上を立てるいい男だった。

自分はその2人以下という感覚もぬぐえないからなのだろうか。

現実の経験で価値観が変わって同時に物の見方が変わることは普通だ。
むしろ価値観が変わらないという事は成長していないことと同じに感じる。

昔の行動が恥に感じるのは成長したからだ。
自分の価値感は、変わって当然なのだ。

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