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会話に賢さは必要か

誰と会話したいのか明確に

よく俗説でIQが10違うと会話にならないという話を聞くがそれは本当であり嘘である。

なぜなら会話の能力とIQに因果関係は無いながらも、使っている語彙の関係で会話にならないことはあるからだ。

あなたが日ごろから本を読んでいるとしよう。
本を読むということは普段使わない言葉を目に触れる機会を作ることになるし、「てにをは」と言った文章を繋げる接続詞や慣用句を学ぶことになる。

そのため文章の構成能力は自然と上がっていくだろう。

会話というのは自分の理解していることを相手に理解できるように説明することを相互で行なうという一面がある。
だが知能の高い人とそうでない人は会話のくみ取る力の基準が違う。

賢い人と会話していると前提力の違いを身に染みてわかるのだ。

暗黙の了解をどれだけ減らせるのか

賢い人との会話で1番違うのは類推の力である。
賢い人とそうでない人との類推の正確性の差は圧倒的である。

よく1を聞いて10を知るという言葉があるがまさにその通り。
1を話していて5を聞いてくれる、返してくる人と会話するとスピードが全然違い、その結果時間短縮に繋がり、より多くの情報と行動をすることができる。

会話において賢さは必須ではないが賢いほうが時間短縮につながるというメリットはあまりにも大きい。

そして意外かも知れないが賢くない人にスピードを合わせて説明できる人の方が少ないのだ。

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