責任の所在

物事にはすべて責任が存在する。
これは仕事であるとわかりやすいかもしれない。

例えばの話だ。
あなたがレストランで働いていたとする。
その店では調理と配膳の人間が役割で分けられているとしよう。

その時、あなたがどちらに配置されても構わない。
問題は今行なっている仕事はどちらの分担の人間が行なう必要があるか知っていることになる。

今の世の中、1人で数多くの業務をこなすことが求められる。
そのこと自体は構わないのだが、その結果責任の所在があいまいになることが増えた。
奇しくも世の中でギリギリの人数で仕事を割り振られることが増えたせいでもあるだろう。

しかし、その誰でも行なう必要のあることが増えた結果消えてしまったことがある。
それは作業に対する責任である。

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