『Fate/Apocrypha』感想

ご無沙汰だった円卓の騎士が登場するFate作品感想である。
今回はアニメ化もされている『Fate/Apocrypha』からだ。

・全体の感想
めっちゃ面白い。東出先生の文章割と好き。
登場人物多めだが、割とわかりやすい。ちなみにこの作品内だと最推しはケイローン先生(そこはモードレッドじゃねえのかよ！)。

・登場した円卓の騎士について
このシリーズには叛逆の騎士モードレッドが登場する。
最近スキルが強化されたり、霊衣を2つ持っていたりと男女共に人気が高い。わかるよ、かっこいいもんなモードレッド。
髪型がポニテなのもポイント高い。三つ編み部分がポイントを爆上げさせている。
4章では味方として、6章では敵として活躍。あと地味にLB5オリュンポスでも出ている。

・獅子劫界離を崇めよ
FGOのモードレッドが割と落ち着いているのは彼がパーフェクトコミュニケーションを連発してくれたおかげである。
ほんとありがとう。マジでありがとう。
強化されたスキル名が「シガレット・ライオン」だったの最高すぎて喜んだ。

・ジークとの因縁
ジークと殺し合ったり、協力したり、なんだかんだ因縁がある。
あとペロニケ(本名なんだっけ……)を殺してくれたりした。
ありがとうモーさん。

・運転は乱暴
騎乗スキルは安全運転を保証してくれるものではないらしい。
車や戦闘機を操縦するシーンがあるが、よく獅子劫さんは吐かなかったな……。

・生前は最後の方まで顔もわからない謎の騎士
それはLB6でトリスタンが言っていた「寡黙モードレッド」からも伺える。そりゃ正体がバレないように気をつけなきゃならなかったのだし、ベラベラ喋るわけない。

・実は頭が良い
割とハッタリもできるし、政務だってできる。だから叛逆できたわけだし。
でもなんでか馬鹿っぽく見えてしまう。粗暴だからだろうか。

・極まったファザコン
あの母親じゃな……そりゃ父親の方に靡くだろう。
まあ拒絶されて(と思って)あんな事になってしまうのだが……。

・実は実年齢めちゃくちゃ低い
ホムンクルスなので……(多めに見積もっても10歳とかそんなもん)。
それなのにあれ程の力を持っていて、父親が王だった故に反抗期が叛逆になってしまった。

・割とアーサー王の理解度が高い
いや、生前は全然わかってなかったのだが。
この話でいろいろ考えた結果出した答えは、実際のアーサー王とかなり近いものだった。
選定の夢とアーサー王の最期を夢で見たのもあるだろうが。たぶんマーリンの仕業だろうな……。

・「父は輝く宝石ではなく、道端に転がるくすんだ石を慈しんだのだ」
一番好きなモードレッドの独白。
ステイナイトやってないのにわかってるじゃねえか……そう、そうなんだよ！

みんな、アニメだけじゃなく原作も読んでくれよな！(アニメは当然見てるだろという顔)