西松屋について


はじめに

西松屋の1年間の株価の推移です。
西松屋の株価は上昇傾向であります。
西松屋の特徴は現金比率が約45%あり、なおかつ有利子負債が0円の点です。さらにEPSは156.7に対して、1株あたりの配当金が29円といったことから、他の企業に比べ、配当性向が低いことため、
配当性向上昇による株価上昇の可能性を秘めています。
そのため、今回は西松屋の分析について行います。

引用 Google

西松屋について

西松屋は1956年に兵庫県姫路市で創業された小児用雑貨専門店です。
現在(2024年2月)の店舗数は1109店舗です。
西松屋の5年間の店舗数と売り上げの推移のグラフを示します。
西松屋は少子化に反して店舗数も年々増加し、それに伴い、売上も増加しています。驚いたことに西松屋の1店舗当たりの売上も年々増加していることです。理由として考えられることは、資材高騰による価格転換と考えています。

5年間の推移

西松屋の優位性

西松屋のライバルとして挙げられるのはアカチャンホンポですが、
個人的なライバルとしては日本のファッション業界を君臨しているユニクロと考えています。
そのため、ユニクロとの比較をしていきたいと思います。
ユニクロと比較する上で、ユニクロの特徴として挙げられるのが価格の安さだと考えています。
ユニクロは服の質に関しての違いを表記するのが難しいため、
安さののみとさせていただきます。
比較商品として新生児のショートオールと乳幼児のTシャツとさせていただきます。
比較すると質の違いなどはありますが、西松屋のほうが、安い印象をうけました。よって個人的な見解としては西松屋の優位性はあると考えています。

引用 ユニクロ 西松屋オンラインショップ

西松屋のキャッシュフローの推移

西松屋の5年間のキャッシュフローの推移を示す。
西松屋のキャッシュフローに関してはキャッシュフローは2020年を除いて安定していることがわかります。
また個人的にはコロナの影響があった、2020年から2021年においては、
巣ごもりの影響かは分かりませんが、営業キャッシュフローがかなり増えていることに驚きました。
2023年に関しては資材高騰の影響で営業キャッシュフローがかなり減少しまいたが、翌年にはかなり戻しているため、問題ないと考えています。

5年推移

西松屋のネットキャッシュの推移について

西松屋の5年間のネットキャッシュ、現金、負債のグラフを示す。
ネットキャッシュ=流動資産+0.7×投資有価証券-負債-0.3×棚卸資産
鼠色のネットキャッシュに関しては年々上昇していることが、資産価値が増加していることがわかります。
また個人的な指標として現金が負債を上回っていることもよい傾向だと考えています。理由として流動資産の中で最も価値があるのが現金だからと考えているからです。そのため個人的にはネットキャッシュよりも重要視しています。また現金の重要性から、PLよりも営業キャッシュフローを重視しています。

5年推移

総括

西松屋について調べましたが、個人的には思っている以上に株価上昇が期待できると考えています。理由として。キャッシュフローで得られた手持ち資金がプラスになっているからです。
手持ち資金=営業-投資-財務
手持ち資金がプラスの場合、配当金をさらに払えるためです。
理由として有利子負債が0円だからです。
有利子負債が0円とため、日本の金利が上がった時にも安定的な営業活動ができるからです。そのため、手持ち資金を配当金でもっと払えると考えています。配当性向が上昇することで、株価上昇の期待があります。
以上です。

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