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「課題解決のためのグラフィックレコーディング入門:議論を可視化し、揺さぶるファシリテーションの手法を学ぶ」に参加した

2/10、WORKSHOP DESIGN ACADEMIAの公開イベント、「課題解決のためのグラフィックレコーディング入門:議論を可視化し、揺さぶるファシリテーションの手法を学ぶ」に参加してきた。

Tokyo Graphic Recorder の清水淳子さんによる、課題解決のためのグラフィックレコーディングの方法について講義と演習を通した学びだ。

清水淳子(Tokyo Graphic Recorder/Yahoo! JAPAN UXデザイナー)

多摩美術大学情報デザイン学科卒業後、Web制作会社でデザイナーに。2012年WATER DESIGN入社。ジャンルを超えた横断的な事業開発や商品流通を生むためのビジネスデザインに携わる中で議論の可視化に興味を持つ。2013年Tokyo Graphic Recorderとして活動開始。同年、Yahoo! JAPAN入社。UXデザイナーとしてアプリ開発に携わる。またグラフィックレコーディング黒帯として社内の会議の議論の可視化を行う。2017年 東京藝術大学美術研究科 情報設計室にて議論の可視化に関しての研究と実践を続ける。著書に『Graphic Recorder ―議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書』(BNN新社)がある。

http://tokyo-graphic-recorder.com/
(イベントページのプロフィールより)

絵心はないが、行ってみた

グラフィックレコーディングは、紙とペンで人々の対話や議論をグラフィックで可視化する手法だ。

僕は会社員時代、会議ファシリテーターを毎日のようにつとめた。

様々な役職や立場のメンバーが揃う会議を何度も経験し、途中からはファシリテーション・グラフィックの勉強もし、ホワイトボードも使えるようになった。

だから今回、この講座の告知を見て、「絶対行きたい」と思った。

自分の引き出しを、またひとつ増やせるかもしれないと考えたのだ。

ところが僕は、講座前日には逃げ出したくなっていた。

行きたくない。

僕は、致命的なほど絵心のない人間だ。

できないところに突っ込んでいくのは、とても勇気がいることだ。

でも、行ってみた。

こういうところで踏み出すと、いいことがあるからだ。

描き続ければ熟達しそうだ

僕は事前に、清水さんの著書『Graphic Recorderー議論を可視化するグラフィック レコーディングの教科書』を読んで行った。

講座は、本に書かれた内容を下敷きにされていて、理解が深まった。

反転学習だ。

途中で何度も「描いてみる」時間があり、「ひとりだったら描かないかもしれないなあ」と思った。

そしてそれには制限時間があったので、ある種の緊張感もともなってよかった。

同じテーブルの参加者の中には、デザインの仕事をしている方も複数いたが、もはや気後れも何もなかった。

とにかく、「議論を構造で理解して、絵で素早く描く」のはおもしろいということがわかった。

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