#151 マンガ / コミック・コミック誌(2017/02/24)
この間テニス仲間で話題のBabySteps (http://www.shonenmagazine.com/smaga/babysteps) を43巻大人買いしたのですが、テニスをしている人でも楽しめる本格的テニスまんがで一気読みしてしまいました。。。。とうことで今日はマンガ(コミックおよびコミック誌)のざっくりです。
2015年のコミック・コミック誌(紙・電子)の市場規模(販売金額)は4437億円(なんとなくもっと大きいかと思っていました。)
・コミック・コミック誌の市場規模 ざっくり4400億円
内訳は紙コミックスが2,102億円(47%)、紙コミック誌が1,166億円(26%)、電子コミックスが1,149億円(26%)、電子コミック誌が20億円(0.5%)となっています。紙コミックが全体の半分程を占めている一方で電子コミックも1/4を占めるまでになっています。
・紙コミック ざっくり 全体の1/2
・紙コミック誌 ざっくり 1/4
・電子コミック ざっくり 1/4
紙コミックと紙コミック誌の売上の推移をみてみると、1995年前後には6000億近かったのですが、年々減り続け現在は3268億円まで減少しています。(半分ほどになってしまっているんですね)内訳を見るとコミックは2000億〜2600億ほどの間であまり変動なく推移していますが、コミック誌(週刊ジャンプなどですね)の落ち込みは激しく、1995年ころには3300億程度あった売上が2005年にコミックと逆転し現在は1200億程度まで減少しています。
(ちなみに現在、少年ジャンプの定価は250円。自分が学生の頃(1980年代後半)は170円だったのでこちらはおよそ1.5倍になっています)
・紙コミック・コミック誌の売上推移 20年間でほぼ半減
(特にコミック誌は1/3強ほどまで減少)
紙コミック誌の発行部数をみてみると。。。
1刊あたりの平均発行部数を日本出版協会で確認できるもっと古いデータ2008年4-6月と2016年10-12月をざっくり比べると
週刊少年ジャンプ(集英社) 279万部 → 201万部
週刊少年マガジン(講談社) 176万部 → 99万部
週刊少年サンデー(小学館) 87万部 → 32万部
コロコロコミック(小学館) 88万部 → 84万部
となっていて、8年ほどの間でジャンプが28%減、マガジンが44%減、サンデーが63%減となっています。そんな中、コロコロはほとんど変わっていないんですね(強い!)。週刊少年ジャンプは1995年に653万部というコミック誌の最高発行部数を記録したのですが、それから比べると1/3以下になったことになります。
ちなみに男性向けコミック誌をみてみるとざっくり、
モーニング(講談社) 39万部 → 21万部
ヤングマガジン(講談社) 94万部 → 41万部
週刊ヤングジャンプ(集英社) 94万部 → 55万部
ビッグコミックオリジナル(小学館)83万部 → 50万部
ビッグコミックスピリッツ(小学館)35万部 → 15万部
とこちらも大幅減となっています。
私が就職した頃は電車の中でサラリーマンも結構な割合でコミック誌を読んでいましたがいまではほとんど見なくなりましたからね。まぁ、それでもこれだけ売れているんだという印象です。
(少女マンガはどれを取り上げたらいいかがよくわからなかかったので割愛させていただきました。。。m(_ _)m)
さぁ、次は何を大人買いしましょうか。。。
それでは、よい週末を!!
Source:
全国出版協会 2015年コミック(紙&電子)市場規模
http://www.ajpea.or.jp/information/ajpea-info/20160225.html
全国出版協会 出版科学研究所 日本の出版統計
http://www.ajpea.or.jp/statistics/
日本雑誌協会 印刷部数公表
http://www.j-magazine.or.jp/magadata/index.php?module=list&action=list&cat1cd=1&cat3cd=15&period_cd=35
Wikipedia 週刊少年ジャンプ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%B1%E5%88%8A%E5%B0%91%E5%B9%B4%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97
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