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予想を事実だとは思わない

人は、人との関わりや物事を進める時に、あれこれ予想するものだ。

人との関わりについては、特にそういう傾向はあるもので、あれやこれやと予想する。

自分に自信がなく、人の顔色を伺う人にとっては、当てはまるのが多いかもしれない。

これを言ったら怒られるんじゃないか。

不機嫌な顔をしているから嫌われているんじゃないか。

そんな事を思いながら人と接しても疲れるだけ。

自分の予想が事実かのように人と接したところで、事実とは限らないのにも関わらず。

実際に相手に言ったら、怒るどころか感謝される事もあれば、不機嫌な顔の理由は体調が悪いだけだったりもする。

だからあんなにネガティブに予想して、自分の思いを何度も何度も巡らしたところで、取り越し苦労になってしまう事が多いのだ。

それって無駄だと思う。

自分の気力も消耗するだけだし、時間的にも浪費しているだけになってしまうから。

だからこそ、その事に気づいて違う視点で観るようにする必要がある。

他人の言動、自分ではどうする事も出来ない。出来ない事をどうにかしようとするから、上手くいかないし疲れるだけだと。

その事に気づくだけでも、心が楽になるのではないか。


物事を進めていくのも同じ。

何かを変えたいと思ったとする。こうやっても失敗すると予想し続ければ、一向に行動に移せないだろう。

一度で上手くいく事などない。

失敗したら別の方法を試して試行錯誤して、上手くいく事が増えていくからだ。

予想は事実ではない。

こうだと予想せず、こんな人もいるし、こんな事もあると思いながら予想する事で予想に反した結果が出た際に、次の思考・行動に移れるようになっていくのだ。

改めて思う。

人の行動を予想するって難しいよね。



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