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narukuni
執着を捨てたい
車が欲しい。
お金が欲しい。
恋人が欲しい。
noteのスキが欲しい(笑)
*
自分が望むことがあるのなら、欲しいと願うのは、当たり前だと思っていたが、どうやら違うらしい。
特に努力せず、色々なことを手に入れている人を見て思うのだが、特に欲しい物が沢山ある訳でもないのに、手に入れるのが当たり前と思っている人を見ると、不思議でしょうがなかった。
だから、自分も同じように欲しい欲しいと思っているのだが、中々手に入らないことが続いていくと、他人のせいにして、運がいい人はいいよな、恵まれた人はいいよなと、どこか他人事のように、半ば諦めに近い形で、ひねくれていた自分がいたのだ。
ただ、諦めようとするつもりが、未練がましくやっぱり欲しいよなって、だらだら思い続けるだけの日々。
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気付けば、欲しい物を手に入れないばかりか、やっと手に入れたささやかな幸せも自分で手放し、捨てる結末まで自分で用意して、後悔し続ける人生を送っていたとしか思えてならない。
その欲しい欲しいと思うことが、執着だと知るのに、人生の大半を費やしてしまった事実に気づいた時は、絶望の気持ちさえ湧いてきたと、今振り返れば感じている。
しかも、執着することで、その願望が遠のいていくことに気づいた今、改めて執着することを捨てていこうと思っているところだ。
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だから、欲しいと思うのではなく手に入っていると、自分でいかにイメージ出来るかが大切であって、それができれば、自分の人生も創造出来ると思うのだ。
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