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「15年を走馬灯した深夜ラジオ」 in 東京ドーム

2024.02.18 忘れないうちに。
16万人の内輪ノリ15年間を走馬灯にしたような
オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム

深夜ラジオを聴き始めたの中学3年生。当時は金沢でradikoなんてのは使えなかったし、タイムフリー(見逃し放送)なんてのも割とここ最近の仕組みだ。25時深夜に友だちと話していてるような感覚が電波の先にはあった。

初めて深夜ラジオを聴いたのは、水曜25時いきものがかり吉岡聖恵のオールナイトニッポン。アーティストなのに品のある下品なトーク、子どもがうんちでケラケラ笑うあの感覚に、クスクスと受験勉強のお供にラジオを流していた。

深夜ラジオというのは他曜日パーソナリティが横の繋がりでトークをすることもしばしばあり、たまたま聴き始めた土曜日深夜オードリーのオールナイトニッポンも聴き始めた。

中学生だった自分は土曜日深夜は夜更かしがしやすくて、なんだかんだ日常に組み込まれて高校生、大学生、社会人、そして今まで聴き続けたのはオードリーANNだった。

いまでこそタイムフリーで常時ネット接続され、リアタイならではの汚さやマニアックさは少なくなったメディアとなったラジオだけれど、東京ドームライブは確実にあのころの深夜ラジオだったし、古参新規関係なくリスナーと作り上げてきた15年間を走馬灯にしたようなライブだった。

いくら「伝説となったラジオライブ」とメディアで取り上げられても、普段から聴いていないと分からない身内ネタの数々、あくまでもこれは公共のエンタメではなく内輪ノリなんだというオードリーからリトルトゥースへのアンサーという強い意志を感じた。

これって排他的な考え方に聴こえるかもしれないが、本当は皆がやりたいことなのだと思う。

「好きなことだけしたい」
「分かってくれる人にだけ分かってくれればいい」

そんな夢のような戯言を東京ドームで5万5千人にむけ、そして全国16万人に対して実現し、披露するという偉業をみた上で、リトルトゥースたちはこのライブを伝説と言うのだろう。


時事ネタも、歌を流すことなく、オープニングトークで毎週30分以上も話すことを15年続けてトークにこだわってきたオードリーだからこそ、借り物的な盛り上げともいえるゲスト出演は最小限なのかなぁと思いきや、お源さんもFUWAちゃんもキサラメンバーも登場した。ことごとくおともだちが駆けつけたけれど、lighthouse・たりないふたりといった様々な葛藤や歴史から、ハスらないカッコ良さみたいなものを意識したのかと感じた。


10周年武道館とは違う、会場もオードリーのお二人も本当にリラックスしたいつもの深夜ラジオだった。

そして何食わぬ顔でラジオなんて聴いてないかのように日常に戻っていって、周波数が合った時にだけ共鳴するのだろう。

この3時間半のドーム体験を御守りにしてまた1人でクスクスと聴き続けるのだ。

ラスタカラー発見。

何年後かもお互いトゥースだったらまたやりましょう。リトルトゥースでいること、死んでもやめんじゃねぇぞ。

#オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム
#ありがトゥース

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