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あんま美談にするやつおらん

もうすぐ2022年も終わるということで、ふと「今年一番響いた言葉ってなんやろ?」と思った。結構今年は自分にとって出来事盛りだくさんで、色んな出会いもあった中で選ばれたのは、

「慰めに対して、『星の数ほど女の子はいる』というけれど、僕と女の子までの距離は、僕と星ほどに遠い」

「電子マネーが未だに略語化されていないのは電マがあるから」

の2つだ。(下ネタすんません)
これは『真空ジェシカのラジオ父ちゃん』というラジオ番組内のメール投稿で投稿されていたネタメール。内容そのまま引用ではないんだけど、だいたいこんな感じのメールだったと思う。当時は北海道の農家でバイトしながら聴いていたのだが、トラクターに急ブレーキかける程の衝撃だった。

「この人たちの目には社会がどんな風にうつってるん!?」

友人から慰められて、「いや、つっても女の子と俺との距離は〜」って返せたり、ただ電車に乗るという行為1つでも「あ〜、電マか、、」って思える思考というか目線の持ち主の見ている社会は、きっと私の見ているものとは違う!っていう衝撃。

これまで自分が評価される一つの指標として「行動力あってすごいね」みたいなのがあった。でも、あんまり自分で実感したことはなくて、大体「いや、金と時間あれば誰でもできるしな」って思ってた。そのぐらい「動けば環境は変わる」っていう方程式に関しては、何にも思わなかった。(その行動から生まれるものがあるからすごいっていうのは分かるけどね、あくまで自己に対して)
そんな時にこの2つのメールに出会って、「これ多分、動かなくても環境変えられるぞ!」って思い始めた。自分の世界の見方一つで世の中で言われている常識だった、毎朝の気だるい気持ちで通る改札だって、おもろい世界に変えられるのかもしれんと。

そんな出来事があったので、今のなりたいものは「ユーモアのある人」。もっというと「頭の中で自分の見てる世界を何パターンにも変化できるような人」。そういうきっかけもあったりして今エンタメ業界興味持ってる訳なんです。



こんだけ色々やってみて、TOP2がこの2つってのは、なんとなく自分らしくて悪ない一年やったんじゃないでしょうか。
明日芸人さんにネタ案見せてくる日。今年最後の大滑りだ。


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