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英国渡航準備:各種届出

日本出国前に済ませた市役所関係の手続きについて。さらには念のため加入した海外留学保険について記録します。

具体的に、以下の手続きを行いました。

市役所での手続き

マイナンバーカード、Visa付きのパスポート、年金手帳、印鑑を持参し手続きを進めました。

  1. 海外転出届
    まず初めに海外転出届を提出します。海外転出届を提出したら、渡航日から日本での住民票が消失します。そのため、年金支払い義務がなくなるのでそちらの手続きと国民健康保険脱退の手続きをするように指示されました。また、渡航日以降マイナンバーカードも使えなくなるそうです。

  2. 年金支払いに関する手続き
    詳細は忘れてしまったのですが、年金支払い義務がなくなるため、そちらの支払い登録を解除するような手続きを行いました。
    ※こちら、日・英社会保障協定国民年金:一時的に英国で就労する国民年金の被保険者等が、国民年金の加入を継続し、英国年金制度の加入の免除を受けようとするときの申請制度」を申し込もうと思ったのですが、私のフェローシップは日本での雇用先がなく条件に当てはまらないとのことで、できませんでした。年金事務所に質問に行ったのですが、年金事務所の方も、雇用形態のない、会社の駐在でもない、なぞのイギリス渡航者がこの仕組みに対応しているのかわからず、いろいろ調べ上げ・問い合わせしてくれて申し訳なかったです。

  3. 国民健康保険脱退
    国民健康保険脱退の手続きを行いました。この時に保険証の返却を求められますが、渡航日まで保険は有効なので後日郵送という形にしました。送付用封筒をもらえるので、渡航日に羽田空港のポストから投函しました。

税務署にて納税管理人の登録

税金の区切りが12月のため、4月に渡航する私たちは1-12月分の確定申告を次年度に行う必要があります。マイナンバーカードがあればオンライン上で確定申告可能ですが、海外転出届を提出しているのでマイナンバーカードを使った確定申告ができなくなります。そのため、代理で確定申告を行う納税代理人の登録を行いました。こちらは、オンライン上(e-Tax)で書類を記入しましたが、マイナンバーカードの読み取りがうまくいかなかったため、作成した書類を印刷し税務署に提出しました。
こちら、日本帰国時に納税管理人の解雇が必要ですので忘れないようにしないといけません。

運転免許センターで国際免許証発行

筆者の行った免許センターは即日発行でした。免許証、パスポートを持参し書類に必要事項を記入するだけで完了です。約2000円で発行できるのでしておいて損はないかと思います。
発行してもらったミニ冊子と日本の免許証を持っていれば運転が可能です。あとは、イギリスのレンタルスクーター・自転車の使用に免許証の登録が必要でした。

保険の窓口で留学保険に加入

Visa取得の際に加入したイギリスの国民健康保険(NHS)では、公立病院では無料で医療を受けることができます。しかし待ち時間が長いとか、質が悪いとか、様々な話を聞きます。そのため、緊急時に私立病院で医療を気兼ねなく受けれるように、留学保険に加入しました。こちら歯医者に関しても補助が出るものがあるので、いろんな項目を検討しながら料金シミュレーションを行い選択しました。(一年で35万円程度のものに加入しました。元取れるかな…)
留学や海外出張の際も利用しているたびほさん。こちらすべてオンラインで手続きが可能ですのでとても便利です。アプリで日本語のサポートに電話ができて、場合によっては病院予約まで行っていただけるようです。英語が不安なので助かる!

渡航直後にオンライン在留届提出

渡航前ではないのですが、ついてすぐにオンライン在留届を提出しました。これは忘れそうだったのでずっとパソコンのメモ帳の常に見えるところに書いておきました。

以上私たち夫婦が行った英国渡航前手続きです。

なお、夫は日本の会社勤務・英国でのリモートワークのため、上記の手続きに関して逐一会社に確認しながら行いました。
給与から社会保険(健康保険・厚生年金)分は差し引いています。残念ながら二重払いだけど、途中帰国で日本の病院に気兼ねなく行けるんならいいだろうと割り切っております。

とにかく私のフェローシップは雇用がなく、給与ではなくて奨学金のような扱いになるため(しかし学生ではない)、各種手続きで担当者を困らせてしまった記憶があります。渡航前に十二分に疲弊しました。

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