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キッチンカーの出店料に関してどう捉えていくか?

standfm(スタエフ)でもこちらの内容を話してます

東京ガーデンテラス紀尾井町での出店終了

昨日で、東京ガーデンテラス紀尾井町でのキッチンカー出店が終了しました。
あのようなきれいで整備された空間で、360度どこからも見える環境下で営業を経験することが初めてでしたがとても良い経験となりました。このような好条件での営業はなかなかないんだと思います。ほんとに感謝しかありません。
この点は改めて振り返りたいと思います。

百貨店の催事はチカラに応じて歩合率変わる



さて、今日は百貨店の催事やキッチンカーマッチング会社経由での出店についての仕組みについてまとめておきたいと思います。


昨日来てくださったお客様で、イベントを企画されたり、自分のお店の商材を販売するために百貨店に出店されたりしている方がいました。

百貨店の催事での出店や、イベントでの出店の際の相場や交渉の仕方などのアドバイスをしてくださいました。ほんとにありがとうございます。


百貨店の催事での出店は、僕は全くイメージを持ったことがないのですが、昔行ったことがある催事は人がたくさんいて、売れきれるお店も出るようなイメージです。その百貨店催事での出店料は売上の20%がベースになるそうです。


その上で実績を作り、自分たちもブランド力を持ち、集客するチカラを持つとパーセンテージが下がっていくようなシステムだそうです。

始めは完全に百貨店の集客力を使っての出店なので、しっかりと出店料を支払い、チカラをつけてきたら、自分たちのチカラでの集客もあるということで、支払いが減っていくようなイメージです。

このパーセンテージが妥当かは置いておいて、この実績に応じてパーセンテージが下がっていくという仕組みは納得行くものだなぁと感じました。

実際にほんとにブランド力をつけて、自分たちのブランドめがけて来てくれる人が増えたら、めがけてきてくれた人が催事内の他のお店にも行くかも知れないので完全に集客装置になれていることになりますよね。

完全にめがけてきてくれる人だけになったら、催事での出店はやめて、店舗を借りて回していくことを考えたほうがいいですね。

キッチンカーの歩合制には上限額が必要ではないか?



キッチンカーの出店マッチングサービスは簡単に言うと、マッチングサービス会社が、出店先オーナーと話をまとめて、キッチンカー運営者に場所を提供するというもの。その際の出店料がやはり、売上の約20%というのが一般的なもの。


ここで出店の際の場所代の支払い方法は大きく分けて2パターンあります。
一つは出店料。出店するために出店料を支払ってください。固定の価格ですね。


もう一つは先程から出ている売上の数十パーセントを支払うという歩合制。


売上が小さい時は歩合制のほうがありがたいのですが、大きくなってきたら歩合制は利益を大きく出来ない阻害にしかならない。


例えば、出店料が1万円だとして、その日の売上が3万円だとすると、出店料が33%となるので、なかなか厳しいですよね。これが20%の歩合だったら6千円で済むということですね。


これが売上が30万円になりました。となると出店料の割合が3.3%となりますので、だいぶリーズナブルと捉えられますよね。これが歩合制となると6万円も支払うことになります。


100万円の売上になったら20万円払うということになります。


歩合制の場合は、上限額が設定されていないと売上追求には向いていないということが言えます。商売を普通に考えた場合に損益分岐点があり、そこからは売上が増えれば増えるほど、利益もましていく事になりますが、歩合制で上限がないと利益が大きくならない。

今後、出店先を決めていく上での一つのポイントになります。特に、長く継続して出店していく場所とする場合には絶対に必要な要素となりますね。


場所を借りる側が弱い立場であるのは変わりないので、やはり自分たちの集客力をつけて、どこで出店してもそこそこ人が集まるようなチカラをつけないと足元を見られてしまうなという考えに至りました。


ただ、現時点ではチカラが全然ないので、出店料高くてもお客さんが多く来る、多くの人と接する機会がある出店先なら、積極的に参加して、知名度をあげて、一人でも多くのファンを作っていくことが大切だなと認識することが出来ました。


このあたりは至急、動きを進めていきたいと思います。

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