昔から「つくる」のが好きな話

先日引っ越しをしたときに、とても懐かしいものが出てきた。

これはなにかというと、2008年4月にパイオニア株式会社に新卒入社したときに「人生理念」の研修で作成した、ステートメントカードだ。

当時から14年経っているので、正直どんな研修内容だったかはまったく覚えていない。
ただ、専門学校を卒業したばかりの20歳の本当に何もわかっていない頭で、抽象的なよくわかんないことを一生懸命考えて絞りださないといけない、なかなかしんどい研修だったような記憶はうっすらある。

当時書いたときはさほど手応えみたいなものはなかったし何を書いたか覚えてもいなかったのだが、改めて読んで思ったのは「なんだ、全然変わってないじゃん」だった。

いまの自分が書いたんじゃないか?と思えて怖いくらいだ。

ソフトウェアエンジニアとして入社したので、「つくる」のところは「開発する」とかにしていてもおかしくなさそうなものだが、一緒に出てきた当時のメモにこう書いてあった。

ソフトウェアの開発やハードウェアの開発だけではなく、なにかを生み出すことすべてを表したいので、「つくる」にしました。

それから14年、私生活も仕事もずっとこのカードに書かれているとおりにやってきて今がある、と思う。

いまnoteで「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする。」ことに取り組んでいるのも、カードに書いてある行動指針のつくる楽しさを仲間と共有するの、スケールが大きい版みたいなものかもしれない。

この研修、意外とすごかったのかもな。

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