見出し画像

面談案内の30分後にキャンセル案内が来た話

本日YouTrustで某社の案件に応募したところ、面談案内の30分後にキャンセル案内が来るという事案がありました。具体的に時系列を書くと、以下の通りです。

  • 午前中 財前が案件に応募する

  • 16:22 企業からカジュアル面談の案内が来る

  • 16:41 財前がSpirで日程調整を完了する

  • 16:54 企業から定員充足と面談キャンセルの案内が来る

案内からキャンセルまでわずか30分です。面談前の定員充足とキャンセル自体はよくあるので仕方無いのですが、たった30分間で充足するのは不自然すぎると感じて質問したところ、回答は以下の通りでした。

  • 私より先行して面談を進めていた候補者が別におり、その方に契約決定したため定員充足となった

  • 複数名の人事が複数名の候補者と選考を進めており、タイムリーに情報共有ができていなかったため、定員充足と面談案内が行き違いになってしまった

候補者Bが財前

先方からは謝罪の言葉をいただいたので、それ以上問い詰めるつもりは無くクローズしましたが、候補者からすると不快に感じる事案なので、企業が再発防止のためにどうすれば良いか考えました。

まず、この募集は正社員ではなく業務委託、特に緊急性が高い案件であることに注意が必要です。正社員の募集であればこんなに特急で内定承諾に至ることはないでしょう。急ぎだからこそ面談を同時並行で進めてしまい、情報共有やスケジューリングが雑になったのだと思います。

こういう急ぎの募集で連絡の行き違いを防ぐポイントは、選考プロセスごとに期間を設定することだと思います。あるポジションを採用するまでには面談案内・面談・合否判定といくつかのプロセスがあるわけですが、候補者ごとにプロセスの進捗がバラバラだと、今回のような連絡の行き違いが発生しやすくなります。

例えば、面談期間を1〜3日、合否判定期間を4〜5日に設定したとして、候補者Aと1日に面談してもすぐに合否判定を行いません。合否判定を行うのは4日以降です。するとAとBのプロセス進捗が同じになるので、連絡の行き違いを防ぐことができます。


私の採用の仕事については下記の記事をご覧ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?