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採用は魔法の杖ではない
「○○は魔法の杖ではない」というのはAIやDXでよく言われる決まり文句ですが、採用を「魔法の杖」扱いする人はまだ多いようです。
開発の進捗が悪いから新規エンジニアを採用しよう
企業文化を継承するために新卒を採用しよう
退職者が出るから人を採用しよう
など、何か問題があると採用というソリューションに飛びつく人が多いのですが、人を採用すればその問題が解決するのかは精査する必要があります。
例えば、進捗が遅いプロジェクトを巻き返すために新規エンジニアを採用すると、エンジニアのオンボーディングコストがかかるため却って進捗は遅くなります(ブルックスの法則)。新卒を採用しても、転職スパンの短いIT業界では継承前にすぐ転職される恐れがあります。退職者が多い原因が労働環境の悪さであれば、人を採用してもじきに辞めてしまうでしょう。
採用活動を行う際、採用媒体や文面やエージェントといったHow(どうやって採用するか)を意識しがちですが、Why(そもそも採用すべきか、何の目的で採用するか)を意識したいものです。
私の採用の仕事については下記の記事をご覧ください。
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