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別府での暮らしについて

私が東京から大分県別府に引っ越して1ヶ月が経ちました。別府での暮らしについて書いておきます。

東京より広くて安い家

よく「別府生まれなら実家に住んでいるんですか?」と聞かれるのですが、実家ではなく一人暮らしです。理由は、実家だとWi-Fiが無いので仕事ができない、コンビニや飲食店が遠い、人と一緒に暮らすのが苦痛などです。

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引っ越し直後の自宅

別府駅から徒歩10分、南向き、2LDKで67,500円という良物件です。東京では、早稲田の北西向きの1Rで74,000円、目黒の東南向きの2Kで96,000円のアパートに住んでいたので、今までで一番広く、一番安い物件に住んでいることになります。

私が別府に引っ越した理由

私が別府に引っ越した理由は以下の通りでした(詳しくは、私がフリーランスになったわけ参照)。

色々と参加した結果、自分にとっての移住地選びの軸が見えてきました。(1)海 (2)山 (3)温泉 の3つがあれば良いと思ったのです。

……ここで、"この3つの条件を、別府はすべてを満たす"ことに気付きました。(1)海は別府湾があり、(2)山は鶴見岳や由布岳があり、(3)温泉は日本一あるからです。であれば、ゼロから移住地を探すよりも、別府にUターンしたほうが良いのではないか? こうして、別府にUターンすることを決断しました。

別府に引っ越してから、(2)と(3)は十分に満たせている、(1)は気が向いたら満たす、という暮らしをしています。

まず(2)山ですが、別府は扇状地に位置する街なので、天気が良い日なら山を見ることができます。私は登山家ではないので、山を日常的に眺めることができれば満足です。「富士山は登るものではなく見上げるもの」という富士市民の心理に近いでしょうか。

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私の自宅のベランダから見える山。仕事の合間に見ています。写真の真ん中に見えるのは、明礬橋という橋です。

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別府の繁華街である流川通りの景色。写真の真ん中に「おねだり別府」というデリヘル・ソープランドの店舗が見えます。

(3)温泉については、別府は銭湯が大量にあるので、毎日違う銭湯に行くことができます

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明治時代からあるレトロな竹瓦温泉。湯が45度以上あるので、水を入れないとのぼせます。

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最近(といっても1998年)できたテルマスというスパ。打たせ湯・ミストサウナ・露天風呂と色々あります。湯が40度ぐらいなのでぬるめ。

(1)海ですが、私の家から自転車5分で海に行けます。山と違ってベランダから見られないので、毎日は見ていませんが、1週間に1回くらい見に行きます。

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別府湾の景色。波や風が穏やかなので、仕事の合間に昼食を買いに出たとき、海を眺めています。

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別府湾の日の出。私は夜型なので、早起きではなく、休日に徹夜して見ました。

東京で受けていた仕事を続投

私がフリーランスになったわけに書いた通り、大分の仕事は単価が低いので、東京の仕事をリモートで受けることを目的に、フリーランスになりました。今の私の仕事はすべてリモートなので、東京の仕事を別府でも続投しています

引っ越してから現地の人にヒアリングしましたが、やはり別府の事業者は予算が少ないとのこと(マーケティング予算が月2〜3万円のレベル)。この予算だと、私に払える報酬が少ないので、別府でデジタルマーケティングの仕事をしながら生計を立てるのは大変でしょう。やはり、東京の仕事をリモートで受ける体制にして正解でした。

箏を再開

大学時代に和楽器のサークルで箏を弾いていましたが、別府に引っ越してから再開しました。元々は箏を買うつもりで、さとう楽器店という和楽器店を訪ねたのですが、「貸す用の箏をあげますよ」と、何と無料で貰ってしまいました。もし大分で和楽器を弾く予定のある人は、ぜひさとう楽器店を訪ねてください。

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私のアパートが楽器NGなので、近くの公園でブルーシートを敷いて弾いています。たまに見知らぬおじいさん・おばあさんに話しかけられて、投げ銭を貰ったり、コンビニで買ったサンドイッチを差し入れに貰うのが新鮮な体験です。

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