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マーケティング

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マーケティングについて書いた記事です。
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2024年2月の記事一覧

支援会社経由のクライアントワークは信頼構築できるまでお受けしません

※本記事における「支援会社」とは、クライアント向けにマーケティング・採用支援をされる会社全般を指します(広告代理店・制作会社・コンサルティングファーム・MAパートナー会社・RPO会社など)。 以前、エンドクライアント→マーケティング支援会社→広告代理店→私 の三次請け案件の話が来たものの、結局辞退したことを書きました。 この件は私とマーケティング支援会社・代理店との考え方のミスマッチが辞退の原因でしたが、価値観のすりあわせをしなかったのが私の反省点です。広告代理店の人とは

セールスやマーケティングから人事にジョブチェンジする人が少ない

事業部→人事のジョブチェンジのトレンド最近は「人事経験不問」「セールスやマーケティング経験者募集」という人事の求人をよく見かけます。私自身、BtoBマーケティングを長らく続けて、3年前から採用の仕事を始めましたが、セールスやマーケティングスキルが採用に活きるだけでなく、事業部の経験があることで人材要件や組織の理解度が深まるので、事業部経験者が人事にジョブチェンジすることで大きな成果を出せるというのは、実体験としても理解できます。 一方で、セールスやマーケティングから人事に

Web広告のカスタマーサポートの品質が低下し続ける理由

前回、Microsoft広告に不当な理由でブロックされた話を書きましたが、Microsoftに限らず、全体的にWeb広告プラットフォームはカスタマーサポートの品質が低いです。 一般的に、カスタマーサポートやカスタマーサクセスには「ハイタッチ」「ロータッチ」「テックタッチ」の3種類があります。Web広告に当てはめると、 ハイタッチ:顧客とのミーティング ロータッチ:電話・メール・チャットでの問い合わせ対応 テックタッチ:オンラインヘルプやコミュニティ となるのですが、

Microsoft広告を出稿する前にポリシー違反でブロックされた

Microsoft広告は2022年から日本で利用開始されました。Google、Yahooに次ぐリスティング広告として注目されており、私もたまに運用するのですが、なぜか広告を出稿する前なのにポリシー違反でブロックされる事案がありました。現在は解消されているのですが、同じ目に遭った企業のために、経緯や解消方法を記載しておきます。 ブロックまでの経緯私が取引しているクライアントA社にて、Microsoft広告を運用することになり、2023年11月にA社にアカウントを開設いただいた

事業会社の出身者によるマーケティング支援会社が増えている

支援会社の出身者が作る支援会社マーケティング支援会社というと、従来は支援会社の出身者が作ることが多かったと思います。例えば、以下のようなパターンです。 大手広告代理店でデジタル広告の営業や運用をしていた人間が広告代理店として独立する SEO会社でコンサルをしていた人間がSEO会社として独立する 大手制作会社のプロデューサーが制作会社として独立する 大手に比べるとスピード感が速い、少額予算でも対応してくれるなど顧客にとってのメリットは色々あるのですが、弱点もあります。