在庫価値は20分の1…「マジェスティックレゴン」のシティーヒルを他山の石とすべき理由
まだ記憶に新しいレディスアパレル、株式会社シティーヒルの民事再生手続き開始の申し立て。新型コロナウイルスの感染拡大による消費マインドの冷え込みが響いたのは事実だが、マスメディアによる報道のように新コロ「関連倒産」というくくりで捉えると本質を見誤ることになる。法的整理に至るまでのここ数年の経営や、債権者説明会での釈明をひも解くと、他の多くのアパレル企業にも当てはまる事ばかりであることに気付く。個人消費の冷え込みが危機的状況にある今こそ、シティーヒルを教訓に対処すべきではないだろ