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アスレチックも大変だ

さて、今日は隣町のプレローで見かけた地図に載っていたアスレチックへ。滞在先のツィングストから車で20分ほど離れたボルンまで移動する。

矢印のツィングストから丸で囲んだボルンへ

アスレチックといっても器具をしっかり装備して、木から木へ渡り歩くという難易度の高いものである。Kletterwald(クライミングの森)となっているが、ドイツに来てからまだ試したことがなかった。果たして運動不足のこの身体でできる類のスポーツなのだろうか。

コロナ以降、自分の体力にとにかく自信がなくなってしまった。とにかく疲れやすく自分でも呆れるしかない。ただ、何時間も地上から木の上を眺めているだけというのもつまらないし、まだ器具を使う本格的なアスレチックは試したことがない。この機会にせっかくなので一緒にやってみることにした。

高さも一番高いところで8m。さすがに最初からそんなところに行くのは無理があるので、3mから6mのところで感触を試すことにした。まずは小さな子どもと一緒に簡単なコースで、ワイヤーやカラナビの取り扱いに慣れることに。

2コースを終えたところで、中級の少し高いところに挑戦してみる。それが下から見ているよりも実際に上に上がってやってみると怖いことこの上なし。足元には一本のワイヤーが渡されているだけで、補助のロープがあるものの、足元がぐらぐらする上、地上からは6mくらいあっただろうか。あまりの怖さに写真を撮るのを忘れてしまった。

このタイプは左右に持ち手のロープがあるので安心

怖すぎる。何の罰ゲームなんだ、これは。もう帰りたい。

そんなことを言いながら、なんとか中級コースを終えたところで力尽きた。子どもたちも珍しくお昼ご飯抜きで2時間くらいコースを回っていた。

子どもたちは難関コースにもチャレンジ

集中力も必要だし、カラナビの付け方も間違えると前に進めなくなったり、絡まったりするので、とんでもないことになる。2時間経ったところで家族全員クタクタになったので、併設のレストランでバーガーを食べることにした。材料は敷地内にある牛舎のオーガニック牛が使われており、とても美味しかった。

直売店で販売されていたアイスコーヒーやソーセージも美味しそう。

アイスコーヒー
瓶詰めのソーセージ

ヤギも放牧されており、餌をあげたり撫でたりできるようになっている。小ヤギがとても可愛い。小さな子連れの家族も多かった。小ヤギがあまりにも可愛くてスマホを向けたら、こちらに近づいてきた。

小ヤギには癒されたが、無理がたたって今日も昨日に引き続き、身体中がギシギシしている。

息子はまだベルリンに帰りたくない様子だが、娘の方は休暇開けすぐにスペイン語のテストがあるのでそろそろベルリンに帰らないと行けないのだそうだ。勉強道具を持ってきていないのが彼女らしい。

この本格的なアスレチックはボルン・アム・ダース(Born am Darß)にあるので、ダース島に来ることがあれば是非。


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