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「ママ!パ○ツ見えてる!」
はい、何でしょうか。この会話。
エルベ川で水着に着替えて川に飛び込もうと、急いで着替えているときに年頃10歳のドイツ育ちの娘に指摘されたんです。
「見えてる!」って。
見えてるって誰に?という状況。私たち家族以外に、カップルが離れたところに座っているだけ。もちろんこちらのことなど何も気にしてはいません。
「えっ!?誰も見てないよ。」
と。娘は最近、パンツ見えたりすると過剰反応するようになりました。成長した証ですね。色々気になるようになってきたわけです。
男の子が家に泊まりにきたときも、弟に
「今、マティスが着替えてるから入ったらあかん。」
と言ってましたが、弟は別にいいんじゃないの、と一言言ってあげました。
アンバランスな感じが面白いです。そのうち下着も一緒に買いに行かないとなぁ、なんて思ったりもしています。
さて、なぜこんな話になったかと言えば、今朝ツイッターで男女共用トイレやサウナ、着替えの話になったからです。
日本では着替える時に極力、自分の素肌を人に見せないようタオルでグルグル巻きにして着替えますが、ドイツに来てからというもの誰もそんなことをしないのでほぼ気にしなくなりました。ジムに行っても皆さんシャワー室に行くのにタオルも巻かずにロッカーを闊歩します。
親戚のお姉さんが泊まりにきた時、朝からパンツ丸出しでスタスタ歩いているのを見てびっくりしたこともありました。相方がベルリンにやってきた母親の前でパンツ一丁で平気なのと同じですね。自宅だから気が緩んでいるのもあるんでしょうけど。
羞恥心というのは不思議なもので、ところ変わればその姿を自由自在に変えます。日本では考えにくいシチュエーションがドイツでは当たり前。郷に入れば郷に従えでよく、ドイツはこうだから日本もこうあるべき、とは全く思いません。いいところは見習う、くらいのスタンスでよいのではないでしょうか。
*タイトル画像はエルベ川沿いのダルハウで撮影したものです
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