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IKEAまでドライブ

6月はベルリン市内を3度ほどグルグルと私用で走ったのだが、7月になってからタイミングを逃して車に乗っていなかった。「忘れ物となくしもの」でも書いたように色々と忘れたからである。財布を忘れれば免許証も忘れる。イコール車に乗れない、というのをやってしまったわけだ。

先日、相方に「時間のある時でいいからIKEAで収納家具を見てきて。」と言われたのを思い出し、明日から旅行だというのに子供たちを連れてカーシェアのMILESを利用しIKEAに向かった。

今月はまだ一度も車に乗ってないじゃないか。ただそれだけの理由で。

IKEAに子供たちと行くのは非常に疲れるので、実は私も相方も子連れで行ったことがない。これまでは子供たちが学校に行っている間にふたりでさっさと買い物を終えていたのだ。

まぁ、でも今は夏休み。相方もここのところ仕事が詰まっているのでIKEAに行っている暇などないのである。それだったら、IKEAのホットドックを目当てに子供たちとドライブがてら下見に行くのもありかな、と考えた。今年の夏はデンマークのホットドックに始まり、何かとホットドックに縁がある。

しかし、予想通り息子はすぐに飽きて「ホットドックどこ!?」と言い出すし、娘はそんな弟に辟易してゆっくりと見て回れる感じでは全くなかった。肝心かなめの収納家具は事前にリサーチしておいたというのに、当日在庫が切れてしまっていたというトホホな結果に。

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「お目当ての品が在庫切れでした、残念。」というメッセージを写真付きで送ったところ、「あれ、でもカートに色々と入ってるよね。」と返事があった。観葉植物の棚と植木鉢は予定通りだが、その他整理整頓グッズは余りよく考えないでその場で購入。IKEAはこれだからいけない。

「ママ、車に入らへんからもうアカンで!」

子供たちにブレーキを掛けられる。

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コロナ対策で店内飲食スペースはクローズしており、かろうじてレジ前のインビスでホットドックは買えた。IKEAから50メートル離れたところで食べてください、とボックスに入れてくれた。仕方がないのでお腹が空いている子供たちと駐車場の端っこでパクパク食べた。これぞIKEAピクニックだ。

店内もそれほど混んではいなかったが、ガラガラに空いているというわけでもなく。1時間半くらい滞在し、後はひたすらまっすぐな道を戻った。自宅からリヒテンベルクのIKEAまではほぼ直進コースなので練習にはあまりならないが、それでも慣れるために乗らないよりは乗った方がいい。

旅行から戻ったら、次は事前にオーダーでもしておいて、収納家具を懲りずに取りに行ってこようかと思っている。植木鉢もまだ足りないんだよなぁ!

ハルツから戻ったら土を替えて、プランターを置く台も組み立てないと。それはそれでまた楽しみが増えた。天井から吊るす紐も売り切れでした、そう言えば。コロナの影響で観葉植物アイテムの需要が普段より高まっている気がする。


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