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ミニゴルフと散歩

今日も快晴のバルト海。ただ、昨日とは違い風が少し冷たい。それでも子どもたちは肝試しだ、とかなんとかいいながら素足で冷たい海の中を歩いていた。

肝試し中のおふたり

昨日、散歩の途中で見かけた「ミニゴルフ、インビスあり」という看板をたよりにミニゴルフ場へ向かう。家から海岸線沿いに20分ほど歩いたところだ。1時間半くらいかけて18のコースを周るのだが、これがなかなか難しい。ミニゴルフ歴の長い相方がいつもトップスコアで、なかなか勝たせてもらえない。

また、今日もパパが勝つやろな。

子どもたちは始める前からそんなことを言っている。だめだめ。何事も最初から弱腰で臨んでいるようでは勝ち目がないのだ。

いや、今日はママが優勝する!

勝ち目もないのにそんなことを言っておきながら、第一ラウンドをスコア4で終了。全くもってダメである。説得力のかけらもない。

結局、今日もまた2位で終わってしまった。まぁ、仕方がない。インビスで魚のフライとポテトを食べる。天気がいいのとお腹が空いたのとで、カラッと揚げられたフライがとても美味しい。

お腹がいっぱいになったところで、気が済んだので来た道を戻る。目印のタマゴ型の潜水ゴンドラの前には今日も人が並んでいる。どうやら、ゴンドラごと海底に潜って海の中を観察できるようになっているらしい。

潜水ゴンドラ(Tauchgondel)

それにしても、こんなに天気に恵まれたバルト海滞在もドイツに来てから初めてなのではないだろうか。とにかく、どんより曇り、ただただ寒く灰色の海が広がっているという印象が強かったのだ。特にイースター休暇中にこんなに穏やかな天気だった試しがない。

そんなわけで、毎日これでもかというほど太陽の光を浴び、海辺の新鮮な空気を吸っているせいか、どんどん体調が良くなっていくのを実感している。特にこれといって何もしていないので、ストレスフリーなのもありがたい話である。

特に何もしない時間を持つというのも大切なことだよなぁ、と思ったり。


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