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友人と久しぶりにバスケをする

昨日、「次に会うときはベルリンの移民・難民についてのご意見を是非聞かせてほしい」と言われていた友人とカフェで落ち合った。カフェでインタビュー動画はカフェで撮れそうであれば撮って、その後で久しぶりにバスケットでもしよう、と声をかけてみた。カフェから徒歩圏でバスケットゴールが設置されたスペースがあるので、元バスケ部だという彼女を誘ったのである。

これまた元運動部の方に共通するのかはよくかわらないが、たまにボールが触りたくてムズムズするときがあるのだ。テニス部であればラケットになるのだろうか。クラブ活動なんてよく考えてみたら中学1年生から高校2年生くらいまでしかやっていない。たった5年なのに10代の頃に刷り込まれた感覚というのはいまだにうっすらと身体に残っている。昔取った杵柄、とはよくいったもので筋トレの記憶が筋肉に残るように、当時のプレーした感覚が残るものなのだろう。

しかし、時間の経過とともにイメージとして残っている脳内映像と自分の実際の身体能力には大きな開きが出てくる。現実は厳しいがそれでも5分、10分やっているうちに、なんとなくシュート率は上がってくるし、ボールの扱いにも違和感がなくなるのだから不思議なものだ。すぐに息が切れたり、膝に違和感を覚えたりすることにはこの際、目を瞑ろうではないか。

はは、そりゃそうか。10代の頃と比べる方が間違っている。当時のように動けるわけがないのである。ふとシューティングの練習なんて一体あと何年くらいできるのかなぁ、と遠い目になっていた。人間、何事も諦めが肝心なのである。もう今後はそれこそできなくなることが増えていく一方なのかもしれない。

だから、といっては無理があるかもしれないができるうちにやりたいことをどんどんやって日々楽しく過ごしたいよね、という話なのである。バスケを共にした友人とはカフェでドイツの今後についてふたりで憂いたりもしたのだが所詮、なるようにしかならないのが世の常。先のことをあれこれ心配しても仕方がないのだ、といういつもの結論に落ち着いたような。

そして今朝はまた45分くらいかけて心電図と血圧を測りに行ってきた。数値は良好だったが、次回は負荷心電図と簡易エコーの予約が待っている。怒涛の診察ウィークも無事に終了。明日からもう6月が始まるというのだから、時間の経つのは本当に早い。


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