<ザイコおばちゃんの失敗談> 子宮筋腫は甘く見ない方がいい
こんにちは。ザイコです。49歳女性です。
49年も生きてると、人生色んな失敗するもんです。今どきの若い人には同じ失敗してほしくないから、そんなザイコおばちゃんの失敗談を語ります。おばちゃんだから、色々とストレートな表現や偏った意見もあるかもしれないから、嫌だなと思ったらそっと離れてください。
今日は子宮筋腫・子宮内膜症のお話。
おばちゃん周辺の妙齢の女性の悩みナンバーワンは子宮筋腫です。生理痛や貧血がひどいの・・・って言う方は子宮筋腫ある方が多いです。おばちゃんは38歳で子宮内膜症の内視鏡手術、43歳で子宮筋腫 全摘出手術済みです。筋腫で悩んでいる方がいれば、わたしの体験談が役に立てば幸いです。(但し自己責任でお願いします<m(__)m>)
結論から言うと、おばちゃんは手術して本当に良かったです。とっても楽になりました。
①40歳を過ぎ、②今後出産の予定が無く、③筋腫の大きさが8センチ以上あり、④貧血や多量の経血や腹痛などがあるのでしたら、手術も一度考えてみたほうがいいかもしれません。
また、①生理の経血にレバー状の塊が混ざりやすい、②冷え性、③母親や祖母など家系に子宮筋腫や子宮内膜症の方がいる、という方は、筋腫が成長する(大きくなる)可能性が高いような気がします。定期検査で成長性があるようなら、早めに手術を考えた方がよいです。
というのも、おばちゃんは成長性の筋腫があるのに手術を伸ばし伸ばしにしたせいで、比較的大きい手術になってしまったからです。
誰だって手術なんかしたくないよね。特に貧血でもないし、生理痛も出産してからはだいぶ和らいだし、「いずれ閉経すれば筋腫も小さくなるだろうから」という医者の言葉をうのみにして定期検査だけ受け続けてました。(ホルモン注射は太る&激しい吐き気に襲われるため拒否してました)
半年に1回の定期検査の度に、わたしの筋腫ちゃんはどんどん育っていきました。最初は6センチだったのに、わずか5年で14センチまで育つ育つ。でも、お医者さんは「手術するかどうかは、あなた次第ですから」と言い「摘出したほうがいいですよ」とは一度も言ってくれませんでした。
そりゃそうです。お医者さんだって特に患者さんが困っていないんだったら手術のリスクは犯したくないわけですから。
「自覚症状がないから取らなくてもいいんだって」と自分に都合のいいように解釈し放っておいたわたし。「ちょっとお腹痛いような気もするけど、別にいつも痛いわけじゃないしな」「まあ、温熱療法とかで良くなるかもしれないし」と、変なサプリや健康器具で温めてみたりして。(←一切効かない、効くわけない。皆さん騙されないようにしましょう)
「あたし14センチの筋腫あるんだ」なんて武勇伝のように話していた愚かなわたし。ある日知り合いから「14センチの筋腫!そんなのすぐに取らなきゃダメ!大きくなればなるほど、手術で大きく開腹しなくちゃならなくなるよ!何やってんの!」と叱られたんです。
・・・そうなんです。子宮筋腫の恐さは、自覚症状だけでなく成長性にあるんです。14センチって言ったら、グレープフルーツですからね・・・。
卵サイズの子宮に、グレープフルーツもの大きさの筋腫がくっついてるというわけで・・・。
決心して病院へ行き「先生、手術して取りたいです」と言ったら、先生 二つ返事ですぐに手術日を決めてくれました・・・医者って、自分から言わないと手術してくれないんだ・・・本当にわたし無知でした。
14センチの摘出だから、入院2週間、自宅療養1か月となりました。摘出したら子宮と筋腫の写真見たけど、白いソフトボールみたいな臓器が2個くっついてた。こんなものを腹の中に育ててたのか・・・もっと早く取れば良かった。育てすぎたせいで傷口大きくなっちゃって痛くて大変だったし。(でも半年経つ頃にはすっかり忘れるもんでしたけどね・・・ハハハ)
筋腫を取ったメリットもありました。まず生理からの解放!生理を気にせず風呂にもプールにもビーチにも行ける!生理用品買う必要なし!子宮がん検診受けなくても良し!快適そのものです。
(あ、でも一つだけ・・・夫婦生活は不具合でる方もいるようなので、そこはお医者さんやパートナーと事前に相談したほうがいいと思います)
そして余談・・・。
一応手術前に聞いてみたのよ、「先生、開腹するんだったら、そのついでにお腹の皮下脂肪も一緒に取ってもらえないですか・・・?」って。(←一緒に聞いてた家族はドン引き)
そしたら、「取ってもいいけど、切ったところの周辺ちょっと取るぐらいだから逆にそこだけ変に凹んで変な感じになるよ・・・?」だって。
ちぇっ。痛い思いするんだからお腹ぐらい凹ませたかったわ。(←がっかりしていたおばちゃんを見て、また家族ドン引き)