【超CS入賞】青単マーシャルループの解説【全文無料】【デュエマ】【デュエルマスターズ】
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こんにちは。SOもちです。
今回は静岡の超CSでベスト64に入賞した青単マーシャルの全てを紹介するつもりで書いていきます。
1.構築
2.戦績
予選ラウンド
初戦は不戦勝でした。
アポロ×
JO×
青魔○
ラッカキラスター○
青魔○
アナハン○
4c天門○
決勝ラウンド
アナハン○
ガイアハザード退化×
3.各採用カード解説
《カシス・オレンジ / ♥応援してくれるみんなが元気をくれ~る》
進化元としても、山札を2枚掘れるという最強の初動であり、下も単純にトリガーで2ドローできる優秀なカード。4投しない理由がないです。
《コスモ・ポリタン》
進化元枠。一応ブロッカーとしてもたまに使います。
言うまでもなく青単の3コスト4ドローの最強のドローソース。序盤中盤終盤いつ打っても強いです。まぁ、青単ならとりあえずいれましょう。
デッキ名にもなっているデッキの肝。これを引いているかどうかで出力に大きく差が出ます。流石に4投です。
入れ替えるならこの枠です。このデッキはJO退化対面は盾で返すしかなく、《レッゾstar》を絡めて殴られると確実にターンを返さざるを得ないので、好きな時に止めれるカードとして、採用してます。4コストの進化としても使うことがあります。
《コーライルの海幻》
タマシードという最強のトリガーです。単純にいらないときは、ボトム固定しつつ1ドローに使える優秀なトリガーです。このカードはガイアハザード退化をかなり重く見て採用しており、トリガーで返せるのはもちろん、このカード+進化元+《マーシャル》という動きで《ガイアハザード》を返しながら《マーシャル》を出すことができます。
ついに殿堂解除したカード。トリガーで4コストで3ドローできるということで単純に4ターン目に打って5ターン目に進化元+マーシャルをはすることもかなりあります。また、3枚までなので0枚引いて墓地に送っておいて山札回復にも使えます。
マーシャルと同じくデッキの肝です。減らすのは流石にないです。
山札回復用です。最近は《止めすぎ》を入れている型も多かったですが、このデッキのフィニッシュでは相手の墓地があると面倒な上、最近入賞している墓地ソースには5ターン目に出せるならすだししても優秀な枠です。《オリーブオイル》ではなくなったことによって殴れるようになったのでアナカラーハンデス対面などでは打点としても使います。
このデッキで一番高いカード。ループパーツであり、なおかつ単純に《マーシャルクイーン》を手札に戻しつつ、進化元を出せるという点でかなり優秀です。これを使ったトリガーループで動き出すことも多いうえ、受札にもなります。正直減らす理由はないです。4枚目を《ジェリー》にする型を昔見たことがありますが、現環境では、圧倒的に《クールビューティ》の方が強いのでとりあえず4投してください。
《魔天降臨》
マナ回収札でもありフィニッシュでもあるカード。フィニッシュとしてはいらない対面が多いですが、単純に強いのでループに入ってなくとも普通に打つこともあります。特にガイアハザード退化対面では、相手のハンドリソースが切れがちなので《オーパーツ》なんかを埋めて黒マナを出しつつこのカードをプレイする択もあります。俺はこれを忘れて負けました。
《龍脈術 水霊の計》
ずっと使われてきたマーシャルのドロソです。現環境ではカード指定除去がかなり優秀で、《モモキングダム》(2コストと4コストの両方)の下のカードを除去したり《卍 新世壊 卍》を除去したりと、様々な場面で使います。4投一択です。
まぁ、単純に最強です。更にこのデッキは結局殴るのでこいつのロックが必須です。ループパーツそろってないときに普通に殴るのにも使います。
相手の盤面と手札に干渉できて、Wブレイカーなのがダンテより偉いところです。これの枚数は2か3か、かなり迷うところもありますが、トリガーループから入ることが多く3枚のときそこまでいらないな、と感じた他、革命チェンジ系はループだけでなく殴る際にもあるだけ打点が増えるため殴るプランを重視するなら増やすのてすが今の環境では、殴るリスクが大きいように感じたので2枚です。
ループでしか使いません。受け札みたいな面してますが、有効トリガーになってるの場面は全然ないです。赤単にすら有効トリガーの時は少ないです。
4.ループ解説
・トリガーループ
初期盤面:バトルゾーン に《クールビューティ》が進化元の《ライベルモット》。手札に《クールビューティ》と《ライベルモット》。
1.《ライベルモット》でアタックする時アタックトリガーで手札の《クールビューティ》と《ライベルモット》を盾に埋めてそのまま回収。
2.《クールビューティ》と《ライベルモット》をトリガーさせ、《クールビューティ》を出しその上に《ライベルモット》を進化。
3.《クールビューティ》効果でアタック中の《ライベルモット》をバウンス。
これで元通りになる。このままでは何も変わらないが、ライベルモット効果は3枚まだ仕込んで回収できるのに、2枚しか仕込んで回収してないので、もう1枚仕込んで回収が繰り返せるため、手札のトリガーを好きなだけ使える。
・ドローループ
初期盤面:バトルゾーン に《クールビューティ》が進化元の《ライベルモット》。手札に《オーパーツ》と《アトランティス》。
1.《ライベルモット》アタックする時アタックトリガー待機して革命チェンジ《オーパーツ》。
2.ライベルモットのアタックトリガーでチェンジして手札に返ってきた《クールビューティ》と《ライベルモット》、そして《アトランティス》を盾に仕込んでそのまま回収。
3.《クールビューティ》、《ライベルモット》、《アトランティス》のトリガー宣言を行い、《クールビューティ》を出した後その上に《ライベルモット》を進化。《アトランティス》をバトルゾーン に出す。
4.《クールビューティ》効果は使わずに《アトランティス》効果で《ライベルモット》を選択。《オーパーツ》と《アトランティス》が手札に返ってくる。
5.《オーパーツ》効果で2ドローし、相手は手札と盤面から合計2枚を山札下へ。
これで相手の手札と盤面を減らしつつ2ドローした状態で初期盤面。
・山回復ループ
トリガーループで《サイバーブレイン》と《水霊の計》を打って墓地に落とした後、《サーディン》で山を回復して、《アトランティス》を出して《サーディン》と《アトランティス》を回収することで山札を回復できる。
フィニッシュ方法
これから書くことは要するに魔天降臨で全ランデスした後手札刈りながら殴るということです。ループではないため書き方がよくわからず拙い文章となっています。このリストの使い手以外は、見る必要はないので読み飛ばしてください。
必要盤面:バトルゾーン に《クールビューティ》が進化元の《ライベルモット》、手札に《クールビューティ》3枚、《ライベルモット》3枚、《魔天降臨》1枚、《サーディン》1枚、《アトランティス》1枚、《オーパーツ》2枚、トリガーループ、山回復ループ、ドローループ証明済み、一度革命チェンジでダンテを出している。
1.山回復ループとドローループで相手の盤面の手札と墓地を全て山札に戻す。
2.トリガーループで盤面に《ライベルモット》3体(それぞれ《クールビューティ》が進化元)と《サーディン》を揃え、盾に《オーパーツ》2枚と《アトランティス1枚》を仕込む。
3.《ライベルモット》でアタックするときにアタックトリガーで《クールビューティ》、《ライベルモット》、《魔天降臨》を仕込んでそのまま回収。
4.全てトリガー宣言して、《クールビューティ》を出し、その上に《ライベルモット》を進化させるとこまで処理した後、《魔天降臨》の効果解決。《クールビューティ》効果でアタック中の《ライベルモット》をバウンス。
5.盾に仕込んだ《アトランティス》をトリガーループで使い《ライベルモット》を選択して、盤面に残っていた《ライベルモット》と、《アトランティス》と《サーディン》を回収。
6.トリガーループでオーパーツを手札に回収した後、山回復ループとドローループで相手の手札を全て山札へ送る。
7.トリガーループで《サーディン》と《アトランティス》を盾に仕込み、盾仕込んだもう1枚の《オーパーツ》を回収して、トリガーループ用の《クールビューティ》と《ライベルモット》を手札に残して《クールビューティ》と《ライベルモット》を全てバトルゾーン に出す。
8.《ライベルモット》でプレイヤーにアタックするときアタックトリガー待機して革命チェンジ《オーパーツ》、アタックトリガーで、今手札に返ってきた《ライベルモット》と《クールビューティ》をバトルゾーン へ
9.《オーパーツ》でWブレイクした後、トリガーループで《アトランティス》を出し、《ライベルモット》を選択してそれ以外の《ライベルモット》と《オーパーツ》と《アトランティス》を回収
大体上の工程を繰り返して相手の手札を奪いながら殴っていく。
このフィニッシュはダンテでロックしたクリーチャー以外の現環境のトリガーでは、基本的に1面しか止められないので、3面立てながら殴れるこの方法なら基本的にそのまま殴り切れるという発想と、仮にスパーク系なんかで、ターンが返っても基本的に相手のマナがなければ、返すことはできないという理念で作られています。
4.採用候補のカード
《カクシ・レシピ》の枠は当日の朝までこのカードでした。5ターン目に、2コス進化元や《マーシャルクイーン》がなくともまとめて進化元と《ライベルモット》を出せるようにしてくれるカード。また、《5000GT》下でも進化元を出せるようにしてくれるため、墓地ソメタとしての役割もあります。ただし、マナに置いていたら、というたられば感が強く、役割が薄いように感じたので不採用にしました。ちなみに、戦績で判るように超CSで墓地ソとは一度も当たりませんでした。
トリガーとしての性能は破格ではあるものの、絶対にマナに埋められないというのが窮屈だったので不採用です。使った時の対面の反応が面白いので一度使ってみてください。ちなみに6ドローはできないです。
《サーディン》枠。《コーライルの海幻》でボトム固定が可能なので別にこちらでも良いんですがこのデッキにおいては相手の墓地を消すことで《ヘブニアッシュ》等の蘇生呪文をケアできるのが大事で、なおかつ墓地退化や墓地ソースに対して雑に出しても優秀な《サーディン》を採用しました。赤単とかの対面が増えてきたらこっちにするのもありかもしれません。
今大会前日に戻れるなら《カクシ・レシピ》の枠はこっちにします。単純に3コストで実質エクストラターンという性能が優秀なことに加えて、全ランデスした後の実質エクストラターンの時に対面によっては1ターン待ってケアできないトリガーを宣言してから殴りにいくことが可能です。
《海底鬼面城》
採用をかなり迷ったカード。やっぱ1ターン目以外に引くとほぼ確実にマナ置き確定なんですよ。また、こちらのキルターンを早めると同時に相手の速度も高めてるという点が問題です。現環境ってこれ使ったあと4ターン目迎えると負けるんですよ。後手だった場合は3ターン目までにマーシャルを引かなければならないということです。1ターン目に引いても3ターン目ってこのカードで2枚しか山札を掘れてないんですよ。1ターン目以外だとゴミなのに、1ターン目に出した場合にも問題点があるということで、残念ながら今回は不採用となりました。
《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ /「未来から来る、だからミラクル」》
呪文も封じたい方向けのカード。呪文封じたいだけなら《ダンテ》で打てる《ジャミング・チャフ》でも入れれば良いと思われるかもしれないんですが、このカードの優秀な点は殴る際に使えるという点ですね。まぁ、殴る際の安全性がかなり上がりますが、ピン投でそんな安定して引けるわけでもないので不採用です。サーチ札を入れている型なら一考の余地ありだと思います。
最速での動きに特化させるなら採用もありだと思います。1ターン目に進化元を探しにいくことも可能なカードで、2マナだけ残せば《マーシャル》を探しにいくことが可能です。しかし、2マナだけの時しか、マーシャルを探せないということで《、サイバーブレイン》の手打ちがしにくくなるという点に加え、単純にそこまで各マナ帯を厚く取ってないので回収できないことも多くその場合のリスクが多すぎるということで不採用です。
《サイバー・ブレイン》を《マーシャル》を引くカード、という風に捉えた場合に、採用候補に上がってくると思います。しかし、一度《サイバー・ブレイン》を使ってみると手札が増えないことは思っていたより痛く、不採用となりました。採用した場合は《カクシ・レシピ》を回収することで受け札としても使えるのでセットでの採用がおすすめです。
ループ解説のところで偉そうにフィニッシュの考え方について言っていますが、正直めちゃくちゃ入れたいです。あのループ時間かかりますし、ブレイクするっていう動作が不快ですし。このカードは《アルモモ》に効くのも偉いですよね。このカードを使う際、いやまぁこのレシピでも覚えておいて欲しいんですが、アタキャンしたら、ニンジャストライクは使えません。
個人的にマナ回収しか役割のないカードが嫌いなのもありますが、魔天降臨入れてるのにマナ回収を入れる意味がそこまでないです。魔天降臨をマナに埋めてしまったとしてもそこまで魔天降臨に依存してないので。5マナの時にマーシャル出してこれで1枚マナを起こしつつマーシャルをクールビューティで回収する動きはちょっと偉いです。仮にマナ回収枠を入れるとしたら他にも《得波!ウェイブMAX!》《深緑の魔方陣》なんかもあるかもしれません。たまに《ミスティック・クリエーション》を入れた型もありますが、魔天1枚を回収すればこのリストでは全てマナ回収できるため、複数マナ回収の意味はなく流石にこのリストで入れる択はないです。
アタックキャンセルに使う他、最近入賞数の増えているアポロに対して、選ばずにターンを返してもらえるのが優秀です。
2コストで3枚見ることができるトリガーという点で単純ながら優秀なカード。今回は《コーライルの海幻》があるのでいらないですが、ボトム固定も可能です。
両方のダム退化に対して進化元を手札に戻すことが可能で、なおかつ《マーシャル》だけバウンスして進化元を残して再利用することができます。
5.各対面のプレイイング・有利不利について
対JO退化 4割 不利
《アルモモ》に対しては《クールビューティ》、《禁断のモモキングダム》に対しては《水霊の計》と言った風に常に裏目はあるものの所詮は裏目です。適切なタイミングで適切なトリガーを踏ませなければならないという点が結局きついですね。それに《レッゾstar》というカードが実質エクストラターンなのが痛すぎです。《水霊の計》で《JO》をボトムに送れれば《レッゾstar》出されても、その次のターンで死なないこともありますが、ボトムという最も再利用しにくそうな場所に送ったのに何故か《モモキングダムX》で使い回せるので、結局負けがちです。
対ラッカキラスター 6割 有利
ラッカキラスターというデッキの性質上メタが効かない対面にはとことん弱いです。一応《テスタロッサ》や《可憐》は聞きますが、メタを除去できるトリガーがかなり多く入っているので戦いやすいです。とはいえ《レッゾstar》が最強なので出されるときついです。まぁ、マーシャル対面だと殴るのを不要なほど恐れてくれることもあります。
対アポロ 3.5割 不利
《クールビューティ》等で《アポロ》自体は返せるものの、マーシャルループというデッキを理解している人はレッドゾーンで《クールビューティ》を残さないようにして殴ってくるので、まぁ、不利ですね。わけがわからないのですが何故か選ぶと2ランデスされるので返せても勝てないことが多いです。
対青魔導具 7割 有利
《新世壊》を《水霊の計》で一度除去するだけでかなりのアドバンテージが取れます。《コーライルの海幻》なんかもあるので《新世壊》を起動されても返せることもあります。《マーシャル》が最速で引けなくとも《サイバー・ブレイン》を手打ちした後5ターン目に進化元+《マーシャル》で決めても十分に勝てます。ちなみに、青単マーシャルは《マーシャル》が引けないと勝てない対面もあり、青魔導具に近いデッキでもあるので、僕は青単マーシャルのことを青マと呼んでいます。
対ガイアハザード退化 4割
《コーライルの海幻》のところでいろいろ言いましたが、結局そこまでは有利じゃないです。やはりダム+生霊転生がめちゃくちゃ強いです。先に動いたり、《モモキングダム》の下の《ガイアハザード》を《水霊の計》でボトム送ったり、慢心《バイラスカースド》をお祈りしましょう。
対アナカラーハンデス 5.5割 微有利
ループデッキなので不利に見えるかもしれませんが、《サイバーブレイン》が最強のドロソなのでハンデスされてもなんとかなったり、早く《QQQX》を出されければライベルモット+クールビューティ+革命チェンジ先で唐突に盾を無くしたり、《QQQX》をすぐ出されたとしても、コーライルの海幻なんかで除去できるのでまぁ、適切なハンデスをされないことをお祈りしながら対戦しましょう。
6.最後に
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貰った金でカード買います。 今ならレッドゾーンバスターとかかなぁ