虹ヶ咲完結編第1章 沖縄聖地巡礼メモランダム
東京・お台場から打って変わり、沖縄が舞台となっている映画「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第1章」(通称えいがさき)。
実質3泊4日で現状判明している舞台の殆どを回ることが出来ましたので、スポット毎の備忘としてnoteを作成します。行く前にザッと眺めると役に立つかも知れません。なお、場所自体を知りたい場合は「虹のあしあと」をご参考ください。
1つ1つは簡潔に残していますが、全体の量が膨大です。
あしからず…。
9/28 (土) 南部&中部縦断ツアー
概要
「ちゅらチャリ」を活用して旭橋駅~国際通り~牧志駅の市街地を回り、その後自動車で南部・中部のスポットを縦横無尽に巡りました。
旭橋駅&国際通り&牧志駅
日の出時刻に合わせて「ちゅらチャリ」を借りて散策。
国際通り周辺の主要な場所を片っ端から押さえていきます。
牧志駅のベンチは早朝でも結構人がいるという知見を得ました。
牧志駅付近で自転車を返却したら、喫茶店へ向かいます。
白昼夢喫茶ロマン座
ランジュちゃんが撮影会をしていたお店。
経営はそのままにリニューアルされて変わった部分もありますが、カウンターはそのままでした。昭和な空間と音楽に包まれながら朝ご飯。
舞台巡りで訪れた話をしたところ、店員のお兄さんが親切にお店のことや沖縄の天気について説明してくださいました。感謝…。
今年は沖縄に全然台風が上陸していないようで、災害は起きないけど海が濁るという欠点もあるんだそうです。
首里城 守礼門&ゆみこソフトのお店
キービジュアルに登場する門と、歩夢がエマのアイスを食べる場面で登場します。
ここからは車に乗せて頂きました🙏
崎山公園 雨乞嶽展望台
沖縄への場面切り替えや「Stellar Stream」で登場する場所。
すごい雨でしたが、これはこれで沖縄の変わりやすい変化を見渡せて面白かったです。
おきなわワールド (玉泉洞&ガラス体験&ガンガラーの谷)
玉泉洞は「Cara Tesoro」に感化されたしずくちゃんが踊っていた場所です。
「ガラス体験」は賞味5分程度で、エマさんが作中にやっていた形作りの工程を体験できます。あっという間なので急いでても体験出来ました。届くのが楽しみです。
「ガンガラーの谷」はツアー予約が必須で、作中のカットもツアールート上にあります。
ただ、スタッフさんに尋ねたら待機所のカフェまではどうぞ見てくださいと教えて頂きました。
ニライカナイ橋
ランジュちゃんがスクーターで通った可能性がある橋。車を止めるのは難しく、車内から撮影しました。
実はニライ橋とカナイ橋の2つが繋がっている橋なのだとか。
太陽の鐘 (ティーダの鐘)
かすみが配信していた場所です。
何故か鐘に近づこうとすると暴風雨に見舞われ、私は中須かすみさんに嫌われているのかもしれないと心が折れました。
DMMかりゆし水族館
しずくが訪れていたクラゲ水槽。
クラゲ、ずっと眺めていられます。
瀬長島 ウミカジテラス
歩夢とエマが訪れ、氾濫バーガーで食事をしていた施設です。
晴れていればもっと綺麗なんだろうなぁ…とちょっと残念でした。
波の上ビーチ
エマさんが囲み撮影していた場所です。
国際通り近くからアクセス出来ることから、この日に加えて最終日にも寄ったら平日でも混雑していました。
A&W 牧港店
怒って出て行ったランジュを宥めたお店。米津玄師のPVでも有名なため、結構混んでいます。氾濫バーガーで胃が氾濫していたことから、止むなくルートビアだけ飲みました。
トロピカルビーチ
河村監督が映画公開日にポストしていた場所。
沖縄コンベンションセンターすぐ近くのため、一緒に回れます。
沖縄コンベンションセンター
天と小糸が通う学校のモデル。
虹ヶ咲学園が展示場をモデルとしているのと同じ理屈でしょうか。
明示的な立ち入り禁止の掲示がなければ敷地を眺めて回るのは問題ないようです。東京ビッグサイトと同じですね。警備員さんが優しかった。
ブルーシール 北谷店
彼方がファンと握手していたお店。
8が付く日はシングルが無料でダブルになります。
アメリカンビレッジ
GPX初日の夜に訪れる場所。広範な場所が登場します。
賑わい、ライトアップ、花火といるだけでとても楽しくなりました。
ここで20時近くになり、この日の旅程は完了しました。
9/29 (日) 北部大回りツアー
概要
公共交通機関と貸し切りタクシーを併用して北部を回りました。
翌日北部から南部へ戻る際にどれだけ寄り道を減らせるかを意識してルート設定しました。
やんばる急行バス おもろ一丁目バス停 →名護市役所
6時台出発の始発便で中部を飛ばして北部へ移動します。
流石に那覇からタクシーを貸し切るのはお金がもったいないと判断しました。
名護市役所
GPXのステージとして登場する市役所です。
単発で1カット登場する場所って正直重要度としては低くなるため、だからこそソロ活動の時に押さえます。
ここからタクシーを4時間貸切り、バスでは難しい古宇利島方面を大回りします。
古宇利大橋
ランジュちゃんが通ったとおぼしき橋。あいにくの天気でした。
開放的な表情を取り戻したランジュの表情が印象的です。
ハートロック
「Daydream Mermaid」で彼方と遥が登場する場所です。
あいにくのお天気でも観光バスが訪れる程。ただ、殆どが中国の方のようでした。そして足下にはサンゴがいっぱい。
CALiN cafe & zakka
「Stellar Stream」で登場するカフェさん。
残念ながら臨時休業(かつ翌日が定休日)のため今回は外見のみでした。
今帰仁城跡
歩夢が「満開だよ~」している場所。
日本で最も早い桜が楽しめる場所として、出来れば2月頃に訪れてみたい…。
また、近くの売店ではサトウキビを丸ごと絞った生ジュースを飲めます。囓るよりもレアだし、臭みのない素朴な甘さに満たされてすごく良かったです。
売店のおばちゃんがとても気さくで楽しかったです。
新鮮カツオベンチ
おもむろに現れるベンチ。近々なくなるらしい?という噂もありますが、旅程のなかで裏は取れませんでした。
きしもと食堂
河村監督が訪れていたお店。新鮮カツオベンチのすぐ近くにあります。
平日の12時前でも並ぶほどの人気です。
コテージCANAC
「民宿はいさい」の内装モデルとなった建物。
当然貸し切っていないので門の外から撮らせてもらいました。
うふた浜 恋人ビーチ
天&小糸&エマが遊んでいた場所。恋人になったのか….。
アクセスが分かりにくく、交差点の正面にある階段から行けます。
瀬底大橋
リムジンで移動する際に登場する橋です。
まさかの2025年1月まで補修工事中でした。
橋の綺麗な写真を撮りたい方は要注意です。
運転手さん曰くすぐ錆び錆びになってしまうのだとか…。
備瀬のフクギ並木
ティザービジュアルをはじめ、天と小糸が住んでいる場所としても登場する場所。
生い茂るフクギから広いようで狭く感じつつ、歩き回ればやっぱり広い場所。
探索目的では徒歩、それ以外は自転車や電動キックボードを借りるのが良いと感じました。
ティザービジュアルは手前のマンホールがヒントです。あいにくのお天気…。
地元の方に尋ねるとティザービジュアルの場所を教えて頂けたりしますが、後日配布された公式ロケ地マップには描かれていないので不思議な感じに。
熱帯ドリームセンター
初日に歩夢とエマが訪れていた施設。天と出会う場所です。
海洋博公園自体がかなり大きいため、北部に疎い運転手にあたると降りる場所を探して右往左往されるリスクがあります。乗る時は運転手さんに降ろす場所のイメージが湧いてるか予め念を押しましょう。
ヒルトン沖縄瀬底ビーチ
https://www.hilton.com/ja/hotels/okasehi-hilton-okinawa-sesoko-resort/
ニジガクが宿泊し、「Rise Up High!」「PHOENIX」「Stellar Stream」の舞台となったホテルです。瀬底ビーチの「どこにいても君は君」も含め4/6はここで舞台を見て回れることになります。
海洋博公園からヒルトン行きのバスもありますが、ドリームセンター観光を前倒して見送り、タクシー課金しました。
滞在中気にとめた方が良さそうなポイント
プールは08:30~20:30の営業。屋外プールは営業外期間あり。
ビュッフェは開店前から行列するから先手必勝。座席は基本ビュッフェ側で指定されます
夜の瀬底ビーチは暗すぎて歩夢ちゃんを感じるには程遠い…
9/30 (月) 北部→南部縦断ツアー
概要
貸し切りタクシー10時間コースで北部→南部を行脚しました。
6時半にビュッフェへ先手必勝し、8時にはタクシーで出発。
美ら海水族館
「Daydream Mermaid」のステージ。
人が少ない「黒潮の海」を撮りたい場合はオープンに合わせて行きましょう。事前にウェブでチケットを買っておくと入場もスムーズです。
ここも先手必勝でした。
平日でも9時頃になると人が増え、9:30には餌やりで混雑します。
数久田公民館前
リムジン移動中に登場するカット。
本物のカタブイを見られて感激しました。
ブセナ海中公園 海中展望塔
「Daydream Mermaid」で登場する場所。
駐車場から展望塔の入口まで徒歩15分位掛かります。
万座毛
名護市役所と並んでスクールアイドルのステージとして登場する場所。
100円払って建物を出た場所にあたります。
晴れていたら先まで行きたかった…。
ステーキハウス88 恩納店
ランジュちゃんがGPXコラボステージをしていたお店。
ほぼオープンと同時にうかがい、13時前位になるまで徐々にお客さんが増えていく感じでした。ご飯、スープ、サラダが付いてくるので結構なボリュームでした。
おんなの駅 なかゆくい市場
あきる達が特設ステージの配信を見ていた場所。
混んでいたので場所の確認だけして早々に去りました。
ちょっともったいなかった…。
琉球村
GPX特設ステージの案内が流れる時に登場する場所です。
有料エリアを入ってすぐの場所にあります。
林鼓子さんの写真集で見覚えがある方もいると思います。
東南植物楽園
ユスラヤシ並木のカットとかすみが山羊に遊ばれていた場所です。
作中ではイルミネーションの設備が見えますが、滞在日は期間外のためシンプルな広場が広がっています。
ヤシ並木の場所は蚊が多いのでご注意…。
ワッシュランドちばな店
「Cara Tesoro」で登場するコインランドリー。
中乃湯
「Cara Tesoro」で登場する、沖縄唯一の銭湯として有名なお店。
今回は外だけ見ました。
KOZA 一番街
「Rise Up High!」で繚乱衣装のしずくが登場する…とおぼしき場所ですが、一致する場所がなく参考程度なのではないかと考えられます。
沖縄初のアーケード商店街として有名な場所。ただ、最近は夜を除けばかなり寂れてきてしまっているのだとか…。
勝連城跡
「PHOENIX」でランジュが座っている石段の場所。
高さや眺望の良さを含め、ランジュの孤高さ・気高さを感じる場所でした。
※ 未達 AJリゾートアイランド伊計島 壁面ウォールアート
「PHOENIX」でランジュちゃんが登場する場所。勝連城から往復する時間が足りなそうなため断念しました。明確に断念したのは唯一ここだけ…。
事前にリゾートへ電話したところ、宿泊者以外の方もウォールアートを自由に見てOKとのことでした。
ゆいレール 石嶺駅
てだこ浦西駅でタクシーを降ろしてもらい立ち寄った駅。
私の周りでは、赤嶺天と石嶺小糸の名前は名字をゆいレールの駅名、名前を三線のパーツから取っているのではと話題です。
愛のシーサー公園 (夜)
一旦ホテルへチェックインして粛々とデータ整理とバックアップ、翌日のスケジュールを確認してました。そして歩夢がランジュに自分をライバル視する理由を聞いた場所へ。
夜9時にはライトアップが消えます。
桜坂劇場
読み方は「さくらざか」。しずくちゃんは名前遊びをしていた訳ですね。
完結編第一章の上映も行われ、遅い時間帯で助かりました。
沖縄縦断のゴールは桜坂劇場と決めていました。
ちょっと懐かしいシアター設備と雰囲気は本作でも唯一無二の体験と感じました。
10/1(火) 国際通り周辺観光
探して訪れて「ここです」だけでは観光として物足りないため、最終日はボーナスタイムとして登場したお店を多く巡り歩いてみました。
パレットくもじ
歩夢と侑が再会する場所です。エレベーターで9Fへのぼり、階段で10Fに行くと辿り着きます。その動線を含めて高咲侑を感じられます。
アイス探し (セブンソーダ&シークヮーサー)
天と小糸の回想シーンで登場するアイス。
シークヮーサーはリウボウとセブンイレブンで見かけましたが、ソーダセブンが全く見つからず市街地のスーパーに電話を掛けてみました。
結果見つけたのは「りうぼう 西町店」。
そのまま近くにある「波の上ビーチ」で遊びました。
虹ヶ咲の公式は良い作品を作ってくれた責任を取って今後もてんこいを描いてください…..たのむ……。
UTUWA チャタロウ
ランジュが器を買っていたお店。
私も気に入ったものを買いました。
桜坂ブルワリーほか
ここは作中登場しませんが、平和通り沿いのお店を散策しながら寄り道しました。
自転車移動だったのでビールはお土産として、カフェラテを飲んでいきました。醸造所の規模が限られていることから以前売っていたものをすぐ再販するのは難しいことなどを教えて頂いたりと、店員さんと楽しい時間でした。
SANBASHI
彼方ちゃんがアクセサリーを作ったお店。
店内を見ていたら「ラブライブ!のファンですか?」と聞かれまして横転しました。登場した場所を丁寧に説明してくださいました。感謝。
POCO CAFE OKINAWA
かすみんが「トロピカル〜」していた食べ物のお店。
劇中に似せてストロベリーのエッグワッフルにブルーウェーブ(アイス)を組み合わせてみました。正解かは分かりません…。ラブライブ!のファンで訪れたことに店員さんがとても喜んでくださいました。
さいおんうふシーサー
沖縄移動後に登場する場所。
「さいおん」って地名(蔡温)」なんですね。
ゆいレール 赤嶺駅
石嶺駅に続いてなんとなく赤嶺天ちゃんを感じるので寄りました。
那覇空港 見学者デッキ
「Stellar Stream」で歩夢がいた場所。
最後に訪れたのがここになりました。
細かく言えば他にもありますが、以上実質3泊4日の沖縄縦断ツアーでした。
沖縄観光のヒント
今回公共交通機関で満足度の高い舞台巡りをする上で、重要と感じたことを書いておきます。
カタブイ (沖縄特有の通り雨)に備え、晴れでも必ず傘や雨具を携行する (バッグ等も防水仕様にしておくと天候に左右されずに進めます)
関東より紫外線が強くすぐ日焼けします (気にする人向け)
降雨予報でも突然晴れたりするからめげない (沖縄の方が言う通りだった)
目的地の臨時休業や時短営業がないか必ず事前に確認する (無駄足を防ぐ)
県内移動費を躊躇う理由が予算でなければ、躊躇わずに時間を買う方が良い (タクシー>リムジンバス>路線バス≧レンタルサイクル>徒歩)
モバイルバッテリーは大きければ大きいほど心強いし、スマホの台数も多ければ多いほど安心 (撮ったり地図を見てるとあっという間に減る)
お店や地元の方々と会話して沖縄や舞台の解像度・理解を積極的に上げる (知らないことは自分で気づけない)
そうして五感で沖縄を体験してから再び完結編第一章を見ましょう。
スクリーンの外に世界が拡がり、スクリーンの中の世界に奥深さが増します。
これもある意味で4DXじゃないかな。
終わりに
滞在するまでに舞台情報を提供頂いた方、現地でご案内頂いた方、その他諸々お力をくださった方にはこの場でお礼を申し上げます。
ーーー 3泊4日あれば、完結編第1章 殆どの舞台を回れるのでは?
この仮説を検証するために行ってきたような心地でした。
実地確認と資料収集のために回る一方で、アニメ1期の頃と違って私が接する観点・撮影する視点も変わってきたため、場を押さえることとステージで見える景色に力点を置いてみました。
沖縄観光に向けて何かしらお役に立つ情報があれば幸いです。
ここまで目を通して頂きありがとうございました。