渋谷のリバーウォークに突如現れた、日常に彩りを加えるものたち。

最近、渋谷ストリーム周辺で、新しい取り組みが始まっているそう。
その名も、ソーシャルイノベーションウィーク。
その取り組みの中で特に僕の目を引くものが、ストリーム横から展開している、自然に溶け込んでいるパブリックジュークボックス。

多様な未来を考える12日間

渋谷〜原宿〜表参道エリアを中心に、多拠点でカンファレンスや
体験プログラムが開催される都市回遊型イベント。
今年のテーマは 『NEW RULES. 〜新しい価値観〜』。
あらゆる産業が加速度的な進化や変化を求められる時代。世界を魅了する
アイデアや体験、サービスは、新しい価値観を生活者に提供し、
また、その新しい価値観から、誰も見たことのない社会がデザインされていく時代とも言えます。
新しい価値観とはなにか。
2019年の SOCIAL INNOVATION WEEKは、この問いに挑みます。

日常に彩りを。渋谷ストリーム横に広がるリバーウォーク

最近綺麗なものが増えました。それらは日常はひっそりと影を潜めているけれど、日が落ちると突然姿を表します。

視覚で楽しめるだけじゃない。とても新しくて、でも地味なもの。
これ、何が展示されてるかわかります？
石。それも河原の石たちです。

上の石にこうやって触れると、

ベンチの下の方が光ります。

光るだけじゃない。音もなります。
これら、手に流れている微弱な静電気に反応してなっているんだそう。

自然から採られたこの音たち。

なんとなく心地良いこの音たち。実はこの周辺の環境から採られた音たち何だそう。パンフレットには、それらの音を録っている様子が写真になっています。

欄干を弾く音、水のせせらぎ、すぐそばの飲食店の室外機の音。
それらが儚くも、明確な音となって、聞くことができるこの装置。
とっても、エモいです。
ざっくは毎日そこを通るたびに、この石にタッチしながら帰るのが日課です。

ちなみに、ベンチも光って音もでます。

座っている座面のすぐ下から、座っている人に向かってスピーカーが設置されているので、座っている人しかほとんど聞こえない。
夕方に、ちょっとしたリラックスタイムにご利用されてはいかが？

最終日、イベントやるらしいよ。

実はこれ、パブリックジュークボックスって名前だけど、
展示物だけを見ると、一見名前も説明も全く置いてないのが特徴で、

実際の音を使う時にも、日常の中に溶け込んでいること、
そしてうるさすぎない音で、
自然にあるものを使って展示をしているんだそう。

それらの詳しい内容を知ることができるイベントを、最終日にやるそうなので、いける人はぜひ。
僕ももちろん参加する予定です。

都市環境のデザインを情動から考える | |SIW 2019

変わりない毎日に、刺激は劇的なものじゃなくてもいい。
少しでも、彩のある毎日にできるなら、
それって素敵なことだよね。

めっちゃよき
ざっく