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2023.02.19            【引退選手名鑑'22:井納翔一】

退選手名鑑’22。今回は井納翔一さんの特集回です。
プロフィール。いのう しょういち。 1986年5月1日生まれ。
東京都江東区出身。
右投げ右打ちの投手。188 cm94 kg。
ニックネームは【宇宙人】

高校は木更津総合高校。甲子園のマウンドを踏むことはできませんでした。
大学は上武大。4年時にブレイク。関甲新学生野球リーグ春・秋連覇に貢献。2年連続最優秀防御率受賞。
大学卒業後はNTT東日本入社。
社会人4年目にスピリットを習得とフォーム修正が功を奏しエースの座に。
大社時代のニックネームは【イノビッシュ】

2012ドラフトで横浜DeNAベイスターズから3巡目指名。
契約金6000万、年棒1000万、背番号【15】で契約

一年目2013年26才
開幕からローテ入り。デビュー戦は4月4日横浜スタジアム、巨人戦でした。
5月7日、カープ戦でプロ初勝利。
9月28日、巨人戦でプロ初完投勝利。DeNAで新人での完投勝利は1977年の大洋・斉藤明雄以来36年ぶりでした。

一年目は一軍公式戦18試合に登板。5勝7敗2ホールド、防御率5.34。
シーズン終了後11月、台湾で開催された【BASEBALL CHALLENGE 日本 VS チャイニーズ・タイペイ】に日本代表として出場。中継ぎで2登板しました。

二年目2014年27才
開幕ローテ入りを果たすも、5月9日ヤクルト戦で一イニング3暴投を記録。これはNPB一軍公式試合タイ記録です。
5月23日日ハム戦でプロ初完封勝利。
5月を4勝無敗。DeNAにとって初のセ投手部門月間MVPを獲得です。
同年監督推薦により初のオールスター出場。
このシーズンDeNAの投手として、初の二桁勝利投手にもなりました。
25試合登板11勝9敗3完投 防御率4.01
シーズン終了後、日米野球2014に選出。2試合のリリーフ登板。

三年目2015年28才
2015年3月グローバル・ベースボール・マッチ2015にも出場。
シーズン終了後、プレミア12にも一次選考選出も最終選考で落選。
シーズンは21試合で5勝8敗 防御率 3.27

四年目2016年29才
2016年3月25日vsカープ戦との開幕戦で、新任のアレックス・ラミレス監督から人生初の開幕投手を任されます。
当初の山口俊がケガでの代役でしたが好投で、開幕戦で勝利投手となります。
オールスターでも、監督推薦の山口がまたもケガで代役として出場。
一軍公式戦23試合に登板。成績は7勝11敗 3.50 で、自身初の2桁敗戦を喫したが、初のCS出場。ファーストステージ巨人戦に先発し、チーム初のCS勝利投手になります。
ファイナルステージのカープ戦にも先発。ファイナルステージでチーム初のファイナルステージ勝利投手となります。チームはここで敗退。日シリ進出はなりませんでした。

五年目2017年31才
この年もオールスター監督推薦の濱口に代わりで代役として出場。
レギュラーシーズンでも、先発ローテーションの一角を担いながら、2年連続の負け越しと2桁敗戦を喫した。

一軍公式戦25試合に登板。成績は6勝10敗 3.84
CS突破、日シリ進出。vsホークス の初戦5回7失点。そのあとは救援に回ります。結局日本一はソフトバンクとなりました。

六年目2018年32才
3年連続でレギュラーシーズンで負け越しが続いたことと、投手としてのポテンシャルの高さを背景に、「先発させるより、(中継ぎで)1イニングをきっちり投げてもらった方が、チームの勝利につながる可能性は高くなる」というラミレスの方針でロングを兼ねたリリーフに転向。
4月13日、山崎康晃にかわりマウンドにあがりプロ初セーブをあげました。
不調で二軍へ。先発として再調整中のイースタンでの日ハム戦7月1日で、人生初のノーヒットノーランを達成。与四球は1でした。
同年10月1日にヒジのクリーニング手術をうけました。
24試合の登板で、防御率3.57、6勝3敗1セーブ8Hを記録。シーズンの負け越しを4年ぶり、シーズン2桁敗戦を3年ぶりに免れました。

七年目2019年33才
球団公式戦通算4,000勝を達成した4月7日の対巨人戦と、通算5,000敗目を喫した6月15日の対ソフトバンク戦の両試合に先発。
一軍公式戦15試合4勝5敗で2年ぶりに負け越し。防御率は4.76。
手術の関係で登板数が減り、更にチームはCS出場もCS登板はゼロでした。

八年目2020年34才
レギュラーシーズンの開幕から一軍の先発ローテーションに定着。17試合の登板で6勝7敗と負け越しながらも、前年を上回る89イニングを投げたほか、防御率3.94を記録しました。
シーズン終了後の11月27日に、FA権を行使することを表明。本人曰く「(DeNA)球団を出ることを決断したわけではなく、(権利を)持っていても仕方がないから行使した」とのことで、DeNAも宣言残留を容認。しかし、Cランクということもあり、手を上げる球団が複数あり、結局巨人への移籍が決定です。

12月14日巨人への移籍が決定。DeNAのチームメイト梶谷と共に巨人へ。背番号は【21】。2年契約。年棒2億円。

九年目2021年35才巨人
開幕ローテーション入りを果たし、開幕5戦目となった3月31日中日戦。移籍後初先発するも立ち上がりから不安定で1回0/3を5安打4失点で降板。
即二軍行き。プロ入り最大の絶不調のシーズンとなりました。
5試合0勝1敗 防御率14.40

十年目2022年36才巨人
5月31日に出場選手登録された。4試合目の登板となる6月22日の対DeNA戦の5回表に2番手で登板するが、
蝦名達夫相手にストライクが入らずストレートの四球を与えたところ降板。このゲームをラジオ解説をしていた谷繁曰く、「井納の野球人生が終わりに近づくような4球」と表現しました。
10月7日に翌年の契約を結ばないことが球団より発表。
11月8日12球団合同トライアウトに参加も獲得球団はあらわれず、12月27日に自身のインスタグラムで現役引退を表明。

2023年37才の今年から
ジャイアンツアカデミーの講師を務めます。

投球スタイルは長身の右投手。先発・中継ぎ両方でき、スリークォーターからスピリット、カーブ、スライダーを投じます。速球MAXは152キロ。

人柄はチームメイトから【宇宙人】と呼ばれるほどの不思議ちゃん。
練習での遅刻もよくあったみたいです。
また、巨人時代の春季キャンプ時、柵を飛び越えようとして頭を打ち、数針縫うケガをおい、「話すに値しない」と原監督からの怒りを買うこともありました。
また、DeNA時代、契約更改の記者会見。2年連続減棒となった回。井納が会見で「詳しくはウィキペディアをご覧ください」と発したそうです。

実働10年180試合登板917.1イニングス投球
51勝61敗1S11H 防御率3.98 640K

歴史に残るような投手とわ言えないかもしれませんが、10年投げFA獲得で億越えの年棒を貰った投手です。
ゆえに、僕は「井納投手は一流の投手であった。」と言わざるを得ません。

また、巨人ファンとしては、DeNAファンの方々に「井納・・・いるか??」とよく言われたことは今でも覚えているし、春季キャンプでのケガは、本当に残念でした。ぼくが所属しているFaceBookの巨人ファングループでも多くのヘイトを生みました。

今後はアカデミーで、後続の選手の育成に努めます。

以下、登場曲です。【Music+Talk】でつかう曲には◎をつけております。

◎♪「Turn All The Lights On」 T-Pain feat. Ne-Yo(2013年)
◎♪「Still Alive」
BIGBANG(2014年)
◎♪「Jumpin' up」
Sushy(2015年、マウンド時)
♪「Plakito(Remix)」Yandel(2015年、打席時)
◎♪「BANG BANG BANG」BIGBANG(2016年)
♪「Visionary」Farruko(2017年 - 、マウンド時)
♪「Super Girl」TeamK from CYBERJAPAN(2017年、打席時)
♪「The Power Of Now」Steve Aoki & Headhunterz(2018年 - 、打席時)
♪「brave up!!」
lol-エルオーエル-(2021年 - 、マウンド時)

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